こんにちは!

大阪支店カンパニーサポート課の「F」です。

私は、普段「飲食店専門支援会社のひいき・グルメブログ」というサイトでも、関西を中心とした飲食店の紹介ブログを書かせていただいております。

この記事を読んで興味を持っていただけた方は、ぜひこちらもご覧いただければ幸いです。

 

今年の誕生日給付金は、大切な人と祇園観光を楽しみながら。

「京都の祇園で食事をする」ということに、実はずっと憧れていたのですが、私の薄給では中々難しいのが現実…

そんな時に、弊社には誕生日給付金という素晴らしい制度があるのを思い出しました!

もちろん、祇園に一人で食事に行くなんてハードルが高すぎるので、今回は大切な人と共に。

すごくもったいぶって書いていますが、地元から母親が遊びに来るタイミングだったので、これまで育ててもらったお礼も込めて一緒に食事にいきました。

お伺いしたのは、八坂神社からもほど近い「割烹ふじ原」さん。

 

割烹ふじ原」さんは、祇園町の飲食店が立ち並ぶ通りの一角にあります。

大通りから一本入ったところにあるため、地図を見て向かわないと少し迷ってしまいそうでした。

観光しながら、予約した18時半に扉を開けました。

 

事前に予約の際にご相談させていただいたのですが、お恥ずかしながら「割烹」など敷居の高いお店にはほとんど訪れたことがなく…

コースで注文するのがいいのか、それともその場で選ぶのがいいのかわからずに、店主にお尋ねしたところ、「来てからでもコースの注文できるので、まずはお品書き見て決めたらいいよ」と優しく教えてくださいました。

お言葉に甘えて、当日お品書きを拝見しながら母親と話して、アラカルトでお願いしました。

先付には、翡翠銀杏と山芋といくらの小鉢、一口サイズの蒸し寿司。

「割烹ふじ原」さんの翡翠銀杏は目で見て美しいのはもちろん、程よい塩気で気づいたらなくなっていました…

山芋といくらの小鉢は、粗めに刻んである山芋と、いくらの食感が楽しく、ほんのりとスダチの香りがして、爽やかでとても美味しかったです。

 

まずはお造りを。

どれも美味しかったのですが、特にイカに驚きました。

地元でイカがよく取れることもあり、新鮮なものを口にすることが多かったのですが、新鮮なイカにはない、ねっとりとした食感と濃厚な甘み…

この食感と甘みは熟成させることで出るものなのだそうです。

また、雲丹も粒が大きく、磯の香りが強く濃厚で美味しかったです。

 

お造りの次は、旬の京野菜などを使った旬野菜のグリル。

カウンターで調理しているのを眺めながら、母親と会話を楽しんでいたのですが、こちらのグリルの調理が始まった瞬間、思わず母親と共にそちらを凝視してしまいました。

というのも、店一杯に広がる濃厚なバターの香りに、自然とどこからその香りが来るのか探してしまったためです。

濃厚なバターが絡み、程よく塩味が聞いており、野菜本来の甘みが感じられる逸品でした。

特に南瓜は、濃厚な甘みがあり、砂糖を加えてからグリルしたのかな?と思うほどでした。

 

焼き物には鴨のくわ焼きを。

タレの香ばしい匂いに、鴨の上質な脂の香りが混ざり、思わずお米が欲しくなりました…

鴨は全く臭みがなく、タレと、山椒の風味が絶妙。

また、ネギも甘みが強く、甘辛いタレとの相性抜群。

お米の代わりに、京都のおすすめの地酒をいただきました。

 

京都の佐々木酒造さんの造る「平安四神」というお酒で、ラベルには青龍、朱雀、白虎、玄武が描かれています。

キレのある飲み口で、味のしっかりしたお料理との相性抜群でした。

他にも京都の地酒を色々ご紹介いただいたのですが、私がお酒弱いばかりに…

次回は他の地酒とお料理を組み合わせも楽しんでみたいです。

 

間にもいくつかお料理いただいたのですが、お写真を撮り忘れるという失態…

提供されてすぐに食べてしまいました…

最初の注文分をいただいた後、大食漢の母と私はさらに追加。

今の時期には珍しい生ガキをいただきました。

目の前で手早く牡蠣を開けていく手さばきは、見ていて楽しかったです。

店主から、牡蠣の開け方のコツも教わることができました!笑

牡蠣は開けてみないと身の入りがわからないため、岩ガキの旬も終わりの時期であまり期待はしていなかったのですが、出てきたのはとても大きな身。

それだけではなく、ミルクがたっぷりの状態で、とてもクリーミーかつ濃厚。

ポン酢などの調味料は全く要らなかったです。

レモンを絞ると、爽やかさが加わり、また違った風味を楽しむことができました。

 

関西の夏といえば、ハモ。

せっかく母親が関西に遊びに来たので、ハモを天ぷらでお願いしました。

目の前で骨切りしているのを見せていただき、なんと骨切り用の庖丁まで持たせてくださいました。

庖丁はかなり重くて、その重さを活かして切っていくのだそうです。

お造りでもハモいただいたのですが、天ぷらは食感も風味も全く違いました。

ふっくらとした身と、サクサクの衣が絶妙。

夏の終わりに、関西の夏の魅力を楽しむことができました。

 

最後は、雑炊で締め。

お出汁が美味しかったので、雑炊を食べたいと母にわがままを言いました。

雑炊はいくつかの中から選べたのですが、生ガキのインパクトが強すぎて牡蠣雑炊に。

想像通りどころか、想像を超えて来る美味しさでした…

しっかりとお出汁の味が感じられつつも、牡蠣から出た出汁が加わることで、インパクトのある味に仕上がっていました。

二人で一杯を分けたのですが、美味しすぎて一人一杯でもよかったな…と後悔しました。

 

 

予約時の対応から、最後まで本当に親切に色々教えていただきながらお食事できたので、初めての祇園での食事を楽しむことができました。

「カウンターに座って、他の人の食べているものや、作っている香りを嗅いで、食べたいと思ったものを食べたらいいよ」と、予約時に言っていただいたことで、肩肘張らずに過ごせたのも嬉しかったです。

私の誕生日のお祝い、という名目でしたが、母が喜んでくれたのがなにより嬉しかったです。

誕生日は、生まれた日のお祝いとしてはもちろんですが、産んでくれて、ここまで育ててくれた親への感謝を伝える日でもあると思っています。

そんな特別な日のお祝いで、最高の時間を提供してくださった「割烹ふじ原」さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

ぜひ、皆さんもお祝いや特別な日のディナーには京都、祇園にある「割烹ふじ原」さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

割烹ふじ原」さん店舗情報

店舗名:割烹ふじ原

住所:京都府京都市東山区祇園町北側347-138
げんすけビル1F

アクセス:祇園花見小路富永町東入る げんすけビル1F
京都駅からタクシーで約15分
阪急京都線 河原町駅から徒歩約8分
京阪本線 祇園四条駅から徒歩約4分

公式HP:http://www.gionkappou-fujiwara.com/

 


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