こんにちは!
DR課のHです。

会社の福利厚生の一つである「誕生日食事給付金制度」を使って、今回はいつもお世話になっている弊社専務と「焼鳥嘉とう」に。

8年連続ビブグルマン✿いつかは行ってみたいと思っていました!

店主の加藤さんは北千住の名店『バードコート』ご出身。

異色の元Webデザイナー(クリエイター?)というご経歴で、修行ののち「焼鳥嘉とう」を三田の地で2016年3月18日にオープンされ、「ミシュランガイド東京2017」で早くもビブグルマンに選出され今日2024年まで連続で獲得されております。

そんな名店に直前で予約ができてラッキーでした!

 

さてさて、当日です。

我らは20時に予約。

「田町駅」から徒歩8分ほどで到着です。

2階のお店はガラス張りで、外から賑わっている様子と、ワインセラーも見えています。

階段を登り、暖簾をくぐり扉を開けると店内は長いカウンターのみで、すでにずらりとお客様で賑わっている。

カウンターの背面には人が1人通れる程度のスペースで、いかにも、今か今かと「目の前で焼き上がる焼鳥」を待ち侘びるのみの空間。

私たちは窓側カウンター、角の2席に座り、丁度焼き場のすぐ近く。大将の加藤さんはこれからのピークに備えるかのようにお客様の様子をじっと見定めている様子でした。

 

さてさて、私たちはまず1杯なんだかんだで、やはりビールをいただく。

特選地鶏おまかせコースを頼んであります。

8,800円のコースを。


嘉とうさんの焼鳥は、大分県の「豊のしゃも」、山形県の「やまがた地鶏」など厳選したこだわりの地鶏を使用。生産者さん直送の地鶏を丸鶏から店内で捌き、紀州備長炭で丁寧に焼き上げる匠の技を、堪能しに来ました。

今回は季節の食材も使用したスタンダードコースで楽しみます!

お酒は、ブルゴーニュ地方のワインを中心に取り揃えられているようです。

ワインセラーも自分の真後ろに。

周りのお客様は日本酒も焼酎も召し上がっているご様子。後でワインもいただこう。

 

まずは1品目

■「レバーのパテ」

始めから心を掴まれるレバーパテ…

これがうまい。濃厚かつトンカ豆か?カカオニブ?少しカカオの香りがして、スパイスも効いている。

この組み合わせ、、絶妙だ。

ビールでよかったのかな?

もう、ワインが欲しくなるな。。

 

次にもう1品

■「鶏しんじょうと舞茸の椀もの」

腹をほっと落ち着かせる。

しんじょうはふわふわで、舞茸のいい香り。

これからの焼鳥を十分に楽しむための胃が整えられた。

始まりました串のお時間です。

 

■ささみ

絶妙な火入れ加減。

しっとりとレアに仕上げる店も多いのだが、思ったよりも火を入れて味わいが濃い。

それなのに、ふわっと柔らかで水分バランスが良き。わさびも柔らかでまろやか。

 

■砂肝

砂肝の歯ざわり、特徴を最大限活かしてもなお柔らかい。

塩加減よありがとう。ちょうど次のお酒をと。思わせる2串目。

 

ここで串のお供にワインを。

▲シンプル ペット ナット ブランコ Simple Pet Nat blanco

胃にも身体にも優しく「自然派ワイン」をチョイス。

店主自ら選んでいただきました。

微発泡性の白をボトルで。

少し甘い花や柑橘系の香りに、フレッシュな酸が効いて、きちんとした旨味。果実感が心地よく続く。

 

さて次は…

■テールと腰の皮ミックス

衝撃の旨さでした!皮がぱりっとしていて、中は程よい脂の甘み。1串で異なる食感が楽しめます。

 

■はらみ

ここでタレが来ました。

合間のネギもいい仕事しています。

大衆の焼鳥といえば「タレ」と言うイメージですが、本格的な焼鳥屋は、ほぼ塩なんですね。

素材の味、食感、旨味を存分に味わうためでしょうか。

そんな中のタレも貴重ですね。

 

■鶏焼売とよだれ鶏

焼売は肉々しく、ぎゅっと詰まっているが柔らかい。

よだれ鶏はしっとりとピンク色で、四川風の辛痺タレが思いのほか辛いのだがコース中盤のアクセントになる。

またこのメニューが、おっと驚きでワクワクを休ませてはくれないのですね。

 

■箸休め「無花果の白ワイン煮(コンポート?)ピーナッツと豆腐のソース」

わかっていらっしゃる。

ここで嬉しい。美味しい。さっぱりしていて、かつ濃厚。

ソースは持って帰りたい。ちびちびも行けそう。

では、クライマックス。

 

■はつ

改めて、ありがとう。

命をいただいています。

ほとばしる肉汁。

みなぎるエネルギー。

芳しい風味。

 

■うずら

ホワッと柔らかなうずらに、トリュフ醤油が乗っとります。

何とも芳醇。鼻に抜ける香りが脳に直接美味しいをお届けしています。

 

■つくね

来ました。最後の串です。締めにもよく使われるネタだし、これでフィニッシュの串だ。

つくねはタレだろ。って思っていました。

すみません。塩でした。

周りは香ばしく、一口食べれば湯気が立ち、肉汁が流れる。うまい!

 

<追加注文>

■しいたけ

もうお腹いっぱいなのに…

美味しいから頼んでしまった。大きな大きな椎茸を2つに切っていただいて。

ジューシーで弾力があり、旨味爆弾だ。

 

■つくね月見

先ほど、つくねは塩でした。って言いました。

でも、どうしても。タレも試したくなりました。

こちらも2人で分けて、さっきのつくねのポテンシャルを知っているから。

もう、最強でしょう。月見とのコラボは。

月見とろ〜りファンのために。

タレと、肉汁と、黄身が合わさっていいものか。

至福の時間です。

 

■〆:卵かけご飯

濃い黄身の卵に、専用の醤油をかけて。

ご飯はちょうどよい硬め。

これがさらさらと行けてしまう。

 

■〆:プリン

私はどうにも胃袋にご飯は入らなさそうだったので

プリンをチョイス。

専務の卵かけご飯も勿論一口いただいた。

プリンは昔ながらの固めプリンの装い。

濃厚で美味しい。黄身が美味しい。

 

大満足のお誕生日のお食事でした!

周りのお客様は、デート、ビジネス使い、カジュアルな接待など使い方は多種多様で、「カウンターのみの焼鳥をコースで。」となると少しかしこまってしまいますが、店内に入った瞬間に皆さんがそれぞれに楽しんでいらっしゃって、活気に溢れていました。肩肘張らない空気感は雰囲気づくりにも気を使われているのかなと思いました。

また、聞こえてくる会話や、店主とのやり取りを見ても、常連さんも多かったように感じ、和気あいあいな雰囲気。

計算し尽くされた焼鳥は、繊細で独創的。

地鶏と銘柄鶏、それぞれの個性を引き出す「匠の技」

コースの構成も楽しさに溢れていました。

焼鳥の可能性や広がりを感じた気がします。ごちそうさまでした。

 

▼店舗情報

店舗名:焼鳥嘉とう

住所:東京都港区三田3-3-2 豊田ビル2階

営業時間:18:00〜22:00

定休日:日曜日、月曜日

アクセス:
JR田町駅三田口 徒歩6分
都営浅草線、都営三田線A3出口から徒歩3分
三田駅から337m

電話:03-6722-0977

Instagram:https://www.instagram.com/yakitorikato/

 

 

 

我々は、「焼鳥嘉とう」を後に、

帰宅前の締めの1杯を求めて近くのバーへ。

The Bar IDEAL NUMBERS

 

1杯と思いきや、、2杯でした!
専務は、とにかく1番スモーキーなハイボールを。
私はジントニックとハイボールを。

 

来年はどこに行こうか。

 

▼店舗情報

店舗名:The Bar IDEAL NUMBERS

住所:〒108-0014 東京都港区芝5丁目24−7

営業時間:18:00~翌3:00

定休日:なし

アクセス:
JR田町駅 徒歩4分/三田駅 徒歩2分

公式サイト:https://idealnumbers-tamachi.com/


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