こんにちは名古屋支店のRです。
昨年はコロナ過もあり使いませんでしたが、2年ぶりに誕生日給付金を使わせていただきました。
難しい社会情勢なので、今回は感染症対策や席配置などにも気を配ってお店選びをしました。時代ですね。
では前置き長くなってしまいましたが、「鮨いし黒」さんのレポートをご覧ください。
焼肉・フレンチ・うなぎ等、記念日に食べたいお料理は多々ありますが、個人的にお寿司の魅力は一際強いと思います。
というわけで今回はミシュランにも掲載された隠れた名店「鮨いし黒」さんをレポートしていきます。
「鮨いし黒」さん名古屋駅桜通口から徒歩5分ほど、駅近とは思えない閑静な住宅地の一角にひっそりと佇んでいます。
店構えはシンプルで緑の暖簾が映えます。
店舗前には自動の消毒液噴霧器が設置され、入り口からも感染予防の気配りが感じられ安心感があります。
入店後、温かい木目を基調とした店内を進み座敷席に通してもらいます。
「鮨いし黒」さんのディナーはおまかせコースのみ。
という事で慣れない高級寿司の雰囲気に少し緊張しながら待ちます。
まずはビールで乾杯。
1品目は「生しらす」。
布海苔(たぶん)と胡麻の香りが楽しい一品です。
続いて「蛤の茶わん蒸し」。
画像ではわかりづらいですが、立派な蛤がゴロっと入っています。
茶わん蒸しはもちろん、餡も濃厚な出汁が効いてます。
3品目は「牡丹海老と帆立のお造り」。
言わずと知れた高級海老の代表格牡丹海老。
普段食べる甘えびとはまた違った、濃厚で上品な甘さ。
すだちや塩との相性も抜群でした。
次は「子持ちシャコの酢の物」。
筆者シャコを食べたことは数えるほどしかないのですが、シャコの甘みと酢の物の酸味で食欲の増す一品でした。
続いて「鰹の藁焼き」。
薬味をたっぷり乗せていただきます。
全く臭みがなく、鰹の旨みと藁焼きの燻された香りが後を引く美味しさです。
そろそろ何品出てきているか忘れてきましたが、続いて「ホタルイカの魚醤焼き」。
シーズン真っ盛りのホタルイカ。
魚醤の香ばしさとピリッとした一味の相性抜群でお酒がすすむ一品です。
ちょっと変わり種の一品「自家製からすみの海苔巻き」。
からすみの塩辛さ海苔・焼餅が絶妙なバランスで、海苔もからすみも鉱物な筆者からすると無限に食べれそうな一品。
「太刀魚の焼物」。
肉厚で脂の乗った太刀魚ですが、脂がくどくなくシンプル故に素材の美味しさを感じられました。
ついに待ちに待ったメインのお寿司です!
一皿目は「しめ鯖、さより、金目鯛、イカ、トロ」の5貫。
いし黒さんは赤酢を使ったシャリですね。
もちろん全て美味しいですが、個人的には全く臭みがなく、酸味が少ない赤酢のシャリと相性抜群のしめ鯖がお気に入り。
ちなみにいし黒さんのガリはこんな感じ。
ガリといえば薄切りのイメージでしたが、ゴロゴロとしたガリは食感が楽しいです。
2皿目は「あじ、うに、玉子、穴子」。
特におすすめなのが店長イチオシの「うに軍艦」。
上品な甘みと口の中でふわっと溶ける食感。只々うまいとしか言えません…
今回のお寿司の中で、個人的にNo.1だったのがこの「のどぐろのまぜ寿司」。
とろっとろに焼き上げたのどぐろをほぐして、赤酢のシャリと混ぜていただきます。
味はぜひ実際行って確かめてほしい一品。
〆の巻物は「トロたく」でした。
後ほど紹介する汁物との相性最高でした。
巻物と同じく、〆の汁物が「のどぐろのかま出汁」。
上品なかま出汁が〆にぴったりでホッとする1杯です。
最後にデザートの「ほおずき」。
正直初めて食べました笑
いかがだったでしょうか?
1品ずつ紹介して長くなってしまいましたが、一言でまとめると、とても贅沢なひと時でした。
今回はお座敷でしたが、カウンターもあるので次回使う機会があれば、カウンターで職人さんとお料理やお酒の話をしながら楽しみたいと思います。
飲食店には厳しい昨今、外食機会が減っていく中、改めて外食の楽しさやありがたさを感じました。
店名:鮨いし黒
TEL:052-562-5500
住所:名古屋市中村区名駅2-40-11
アクセス:地下鉄名古屋駅1番出口(松岡ビル)から徒歩3分
席数:※カウンター9席、6名様用の個室(掘りごたつ和室)がございます。
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