こんにちは!

大阪支店カンパニーサポート課の「F」です。

私は、普段「飲食店専門支援会社のひいき・グルメブログ」というサイトでも、関西を中心とした飲食店の紹介ブログを書かせていただいております。

この記事を読んで興味を持っていただけた方は、ぜひこちらもご覧いただければ幸いです。

 

今年の誕生日給付金は、ミシュラン・セレクテッドレストランにも選出された和食でランチ。

今年も弊社の福利厚生の一つである誕生日給付金を使用させていただきました。

もはや、私より母の方が誕生日給付金を心待ちにしているので、今年も母とともに。

前回は地元の長崎で使用させていただきましたが、今回は母を呼び寄せて大阪で。

前々から気になっていた「翠 岡﨑」さんにお伺いしました。

 

 

 

 

「翠 岡﨑」さんは「ミシュランガイド京都・大阪2024」にて「セレクテッドレストラン」に選出された名店です。

また発売したばかりの「あまから手帖 100選」にも掲載されています。

心斎橋のビルの2階にある「翠 岡﨑」さんは、中に入ると高い天井と、木の温かみを感じる和のテイストがありながらも、近代的なスタイリッシュさが組み合わさっており、老若男女問わず落ち着ける空間に。

記念日やデート、ご夫婦でのお食事や友人のお誕生日のお祝いなど、様々なシーンで利用できそうです。

実際、来店した際にはカウンター席にご年配のご夫婦と、私と母と同じような女性2人と、幅広い年齢の方がいらっしゃいました。

今回は全8品のランチコースをいただきました。

ランチは火曜日、金曜日、日曜日の週に3日のみ。

一斉スタートになるので、時間に遅れないように気を付けて、10分ほど前にお店に到着しました。

 

 

 

 

 

12時になると、お食事がスタート。

先付けは秋鯖を使ったお料理。

カウンターから調理する様子が見えるのですが、秋鯖を炙る際に火が上がっており、その直後から店内に秋鯖の芳ばしい香りが広がります。

秋鯖には今が旬の金糸瓜と梨が合わせてあり、さっぱりとした金糸瓜と梨と、脂ののった味の濃い秋鯖の相性が素晴らしく、絶品の一品でした。

コースのスタートを飾る一品目のクオリティの高さに期待も高まります。

 

 

 

 

 

椀物には、重陽の節句に合わせて菊花豆腐と、秋の味覚の代名詞、松茸。

椀を開けた瞬間に、ふわりと出汁と松茸の香りが広がり、食欲を掻き立てます。

菊花豆腐には、卵豆腐が使用されており、見目も華やか。

しっかりとしたお出汁の味わいと、卵豆腐の優しい味わいが口の中に広がります。

 

 

 

 

 

お造りは伝助穴子、サンマ、アカハタの三種類。

伝助穴子は、皮目が炙られており、香ばしさと程よい歯ごたえが絶品。

なんと私が前職で住んでいた五島列島でとれた物なのだそうです。

アカハタとサンマはすだちと醤油で。

すだちのさっぱりさと、アカハタとサンマそれぞれの甘さが絶妙に合った逸品です。

それぞれ、全く違った味わいがあり、お造り一皿で満足感がすごいです。

 

 

 

 

旬の食材が一同に介す、八寸。

こちらも重陽の節句に合わせたものになっていました。

見た目も美しく、まさに主役にふさわしい八寸。

金時草や磯つぶ貝など、普段はあまり口にしない食材も。

金時草は初めて食べたのですが、心地よい苦みと風味がクセになる味でした。

八寸にあしらわれている菊と綿には意味があるそうで、「着せ綿」のイメージなのだそう。

重陽前夜、菊に綿をかぶせて夜露と香りを綿に移し、重陽の節句にその綿で身体を拭うことで、老いが去り、長寿を保つ、というもの。

誕生日を迎え、年を重ねる私にぴったりです笑

 

 

 

 

焼き物は、かますで舞茸を巻いたもの。

上に添えられているのは紅しぐれ大根。

こちらはそのままでも紫色でかわいらしさもあるのですが、すだちを絞ることで濃いピンクに変化するのです。

お料理のおいしさや、見目の美しさはもちろん、遊び心のある仕掛けがあることで、お料理への関心が高まります。

かますは皮目がパリッと焼かれ、中はふわふわ。

舞茸の香りがかますに移り、秋を感じる一品となっていました。

 

 

 

 

そして宮崎牛のロースト。

こちらにはいちじくとごま酢が添えられており、よく火入れされたいちじくは、そのままソースとしてお肉とともに。

いちじくの甘みと、濃厚なごまの香り、お肉の旨味が織りなす味わいは、絶品。

これまでいちじくがあまり得意ではなかったのですが、こちらを食べて苦手意識がなくなりました。

 

 

 

 

御飯は鮎と万願寺とうがらし。

ふわふわの鮎の身と、肉厚な万願寺とうがらしの食感が合わさり、食べていて楽しい一品。

お出汁の味がしっかりと感じられるご飯は、お食事の〆にぴったりでした。

ご飯の量も大・中・小どうしますか、と聞いていただけるので、お腹の具合に合わせられるのもうれしい心遣い。

おかわりも聞いてくださり、私は美味しすぎておかわりしちゃいました。

 

 

 

最後は水菓子とお抹茶が。

左が青森の嶽きみ、というブランドのとうもろこしのソルベ。

右はメロンの果肉の入った水まんじゅうでした。

ソルベは砂糖も牛乳も不使用なのにとっても甘くて驚きました。

とうもろこしの風味が濃く、あっという間になくなってしまいました…

水まんじゅうは、さっぱりとした白あんとメロンの組み合わせで爽やかな味わい。

最後には店主自ら点ててくださったお抹茶をいただいて、コースは終了。

お昼からこんなに贅沢していいのか、というくらい、豪華で満足感のあるコースでした。

 

 

今回は、記念日やデートにも利用できるミシュラン掲載の和食「翠 岡﨑」さんにお邪魔しました。

ランチコースは全8品で一人11,000円…実際にコースをいただいた後だと、これが破格の価格設定ということがわかります。

お料理のおいしさはもちろんですが、盛り付けの際などに手元を拝見していると、バランスなどを考えて細かく調整されていました。

出来上がったお料理は、一つの絵画のように美しく、視覚からお料理を楽しむことができました。

また、お客さんに合わせてお肉の切り方などを変えていたりと、ホスピタリティやサービス面でも感動しました。

退店時には、店主自らお見送りと、御飯をおむすびにしたものをお土産としてお渡しいただき、最後まで丁寧で素敵なお店様でした。

母も大満足で、次は古希のお祝いに連れて来てね、とおねだりまでされてしまいました…

誕生日給付金のおかげで、「また行きたいお店」に新しく出会うことができました。

皆さんも、大阪・心斎橋近隣へお越しの際には「翠 岡﨑」さんへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

「翠 岡﨑」さん店舗情報

店舗名:翠 岡﨑

住所:〒542-0083
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-16-20
心斎橋ステージアビル2F

アクセス:大阪メトロ「心斎橋駅」6番出口から徒歩3分

公式ホームページ:https://www.sui-okazaki.com/

 


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