こんにちは!

東京本社・ディレクション課のMです。

弊社には、とてもとても素敵な制度があります。

会社の福利厚生のひとつである『誕生日給付金制度』です。
飲食に特化している弊社ならではの福利厚生です^^

今回は、名古屋栄にある、「レストラン レミニセンス Restaurant Reminiscence」へ
母を連れてランチに行ってまいりました!

フレンチがベースかと思いきや、和の食材も取り入れた、創作フレンチ?
モダンフレンチ・・・いや、新しい境地と言っても良いかもしれません。

少し調べると、

ミ、ミシュランにも正式に登場している、”イノベーティブ フュージョン”というジャンル?もはや芸術?世界観があり、遊び心満載の次世代フレンチ?
を、ご紹介いたします!

地下鉄東山線「矢場町駅」から徒歩8分の場所。
白川公園のすぐそばです。

1階には、あの有名な「高級「生」食パン専門店 乃がみ」がある建物の2階でした。

レストラン レミニセンスのオーナーシェフ「葛原将季シェフ」は、
若くしてお店をオープンされ、経歴も素晴らしく、期待が高まります!

10年以上連続で三つ星を獲得している名店
東京の「カンテサンス」や、

独立してわずか1年5ヶ月でのミシュラン史上最速で三つ星を獲得した、
大阪の「ハジメ」

など、日本を代表する東西の名店で腕を磨いたシェフが織り成す料理・空間を感じられるなんて贅沢な時間です。

シンプルな入り口です。中は開放感があり、洗練した雰囲気でした。

 

白を基調にした店内と優しい木の色合いが素敵です。

 

まずは、始まりに、シャンパンを♪

飲み物は、お料理に合わせてワインを5種類楽しめる

ワインコースを注文しました😊ワクワク

今回は、ランチで7,500円
のコースをいただきます。

 

 

コースメニューは「余韻、記憶、安堵、追憶」という組み立てで構成されています。
テーマのある料理で、見た目、味だけではなく、コンセプトと料理がリンクしながら楽しめる内容でした!

「序章〜終章」まで、ストーリーがあります。
メニューを見ると、まずは序章から「今から物語がはじまるよ」(コンセプト)という内容が書いてありました。

 

【序章】

生きること=豊かな人生を送ること・・・

料理に用いられる食材のみを記載したメニューは、シンプルで無駄がなく、
強いメッセージを感じました。

まずはまずは!こちら!

 

【第一章〜余韻〜 】雲丹

北海道産の生雲丹を楽しめる一皿(フィンガーフード)

昆布、ハーブ、乾燥させた海苔、ゆり根をあわせたものが、
あおさを練り込んだテュイル(チップ)に乗せてあります!手づかみでパクリ😋

香り高い、磯の香りに、乾燥させたハーブと、
テュイルのサクサクとした食感が、新しい♪
んーーー!シャンパンが合います😊
コースの始まりですが、その後の料理に期待が高まる一皿です。

 

パンは、名古屋の千種区にある「baguette rabbit バケットラビット」に
特別に焼いてもらっているようです。もっちりとしていて小麦の香りが香ばしい!

 

 

 

 

ふむむむ♪

ではでは、始まりのワインを。
柑橘系の香りが強く、爽やかなソーヴィニヨン・ブラン
白ワイン。

 

余談ですが、
カトラリー。すごく華奢で繊細です。凛としたたたずまい。
器にもこだわられているようで、
自然のテーマに沿って、全てオーダーメイド。
一皿一皿、器と料理のバランスが芸術品です。

 

 

 

そして、白ワインとともにいただくのは、

 

【第一章〜余韻〜 】鰆

鰆を42度の低温でゆっくり、じっくりと火入れした後に、なんと!燻してあります!
皮はパリッと仕上げてあり、素材への火入れが抜群です😳
煮込んだレンズ豆やグレープフルーツの果肉、
ナッツやサラダなど、色々な食材が一度に楽しめます。
リンゴやレモンのクリームと一緒に、口の中に入れると、
美味しい・・。なにこれ!驚くほどもちもちで柔らかい!
そして、フリットしたビーツが良いアクセントです。

 

 

 

【第一章〜余韻〜 】薩摩芋

温かいスープを注いで完成する一皿です。
ローズマリー、生姜などが良いバランスです!
さつまいもを色々な形状で楽しめ、素材そのものの甘さが美味しい。
ミルクの泡で全体がまとまり、柔らかな味です。

器の上にごまのチュイルが乗せてあり、
くずしてもよし、そのまま食べてもよし。
楽しみ方が無限大ですね!

 

次の白ワイン。

 

スペイン:リアス・バイシャスの白ワイン

レイラーナ・アルバリーニョ

 

 

【第一章〜余韻〜 】鱧

鱧のフリット。
西洋葱を使ったオイルや、ポワローのソース
ヨーグルトやゆずのジャムが添えてあります。

鱧の上には自家製の香草パン粉に、パクチーの芽

ポワローを揚げたものがアクセントに乗せてあります。
パ、パクチーが、、乗っております。
あぁぁ。。苦手です・・・。
苦手なのですが・・・なんと!味方に付けてアクセントになっています。
すごいです。外はパリッとしていて、中はほわほわで柔らかい。
コンセプトにもある「余韻」と「記憶」
そのものです。

 

 

次の一皿「鰻」にあわせる赤ワインは…

2014年
フランスのロワール
カベルネフラン 2014年
きのこの香りをしっかりと感じる赤ワイン。
スパイシーな香り!!

 

 

【第二章〜記憶〜】鰻

鰻を炭火で白焼きにした一皿。
炭火の良い香りが口に広がり、パリッとした食感と
火の入れ具合も素晴らしいです!
鰻の下には、根セロリピューレが敷いてあります。根セロリ?初体験です^^
野菜をマスタードのクリームと合わせサラダ仕立てで楽しめます。
燻製させたクリーム、赤ワインのソース。
フレッシュな山葵、ビネガーを使ったソースなど
色々な味が楽しめます。
きのこも発見です。
ワインとの相性に感動しました😢

※写真を撮るのを忘れ…ひとくち食べてしまいました!

 

 

さてさて、メインにあわせる最後の赤ワインは・・
ジュヴレ シャンベルタン2012
ブルゴーニュ地方の赤ワインです。
特徴は、赤い果実の香りが強く、
赤みのお肉のような風味も楽しめるとのことです。

ふむふむ。これは、楽しみです。

きました!メインのお肉です☆
あ、すみません、お肉の断面ファンの皆様に、そうですね、寄りの画を。
なめらかで甘そうな脂が見えますね!弛んで膨らんでいる断面は…そう、柔らかい証拠です!!

【第二章〜記憶〜 】肉

飛騨牛のシンシン、内ももの部分
じっくりとローストしたお肉です!
最後の最後に結構大きいです。笑

肉のだしを煮詰めたソース、
卵黄と唐辛子のクリーム
西洋山葵
八丁味噌に黒にんにくをあわせたペーストに、
バルサミコ酢を使ったソース

こちらも、シンプルな肉の美味しさを引き立てるよう、
いろいろなソースで楽しめます。
あぁぁ・・柔らかい・・・ワインとの相性も素晴らしいです。


【第三章〜安堵〜 】巨峰

みかん。※メニューには巨峰と書いてありましたが・・・すみませんもしかして入っているのかも・・。
みかんをシャーベット状や、ゼリー、フレッシュ、アイスクリームなど様々な状態で楽しめる。
アクセントにヘーゼルナッツやチョコと一緒に味わうデザート。
上質なカカオの香りとナッツとの相性が驚きです。
そして、テーマの通り、安堵です^^

 

 

 

次もデザートです♡
これがやばかった。もう「やばい」以外の日本語を教えてほしいくらいです。

 

【第三章〜安堵〜 】無花果

佐渡産の黒無花果のパイやフレッシュな黒無花果も一皿で味わえる贅沢なデザートです。
特にパイ(タルト)は最高!絶品でした!パリッパリです。
無花果ならではの食感と、キャラメリゼの香ばしく甘い味があわさったときの幸福感。
軽やかなヌガーグラッセ・濃厚で上質なアールグレイアイス・和三盆サブレと一緒に。

なぜ、こんなにまんぷくなのに・・。
最後の一口まで美味しいのでしょうか。
大満足です!

次は最後の、珈琲です。

 

【終章〜追憶〜 】茶菓子

プティフールは「〜追憶〜」というテーマの通りでした。
シェフが幼少時代に大好きだったお菓子を上質な素材で再現したものです。
今回は、雪見大福とプッチンプリン。
なんだか懐かしくもありましたが味は上質。
初心と遊び心を大切にされているシェフの一面を覗かせる締めくくりで、
ほっこりとした気持ちになりました😊

 

全てにおいて、至福の時間でした。
サービスも、質問に丁寧に対応していただき、
料理のタイミングはもちろんですが、
ワインとの相性に感動しました。
え!こんなに相乗効果があるなんて!と思うくらい、料理とワインがなかよしでした。
そして、大切なコンセプトの通り、「余韻と記憶」最後の珈琲を飲み干した後、
そのとおりの物語を読み終えたような感覚でした。
本をパタンと閉じるような…。

今回も、新たな発見と学びがありました。

 

 

店舗情報:

レミニセンス (Reminiscence)

愛知県名古屋市中区栄2-15-16コンフォート栄2F
ご予約TEL:052-228-8337 お問い合せTEL:052-228-8275
FAX:052-228-8276 E-mail:info@reminiscence0723.com

HP:http://www.reminiscence0723.com/


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