こんにちは、ディレクション課のNです。
会社の福利厚生である「誕生日給付金制度」を使って、年に一度、妻やその家族と普段は行けないような高級店にお食事に行っています。
今年は、名古屋市昭和区にある「鮨 浜源(はまげん)」さんにディナーへいってきました。
栄や名古屋駅エリアといった、名古屋の中心地から外れたエリア。
美味しいもののためならと各地からグルメさん、Foodieが通うお店。
接待や記念日のお祝いにかなり評価の高い名店とのことで、期待値はかなり高め。
そして、入店前はすこし緊張とわくわく。
地下鉄鶴舞線「御器所駅」から少しだけ歩いた閑静な住宅街の中、黒い外観に暖かな明かりがお店の目印です。
扉を開くとお店の方がお迎えしてくださり、「お待ちしておりました。待合室で少々お待ちください。」とのこと
待合室は戦後の富裕層が住む邸宅のようなアンティーク調・西洋風のお部屋。
ほどよく薄暗い明かりが、非現実的な雰囲気を醸し出します。(写真撮影NGの札があったので、行ってのお楽しみに)
3分ほど、待ったのちに、カウンターへ案内されました。
ゆったりと感覚の取られた6名掛けのカウンター席、店内は少し薄暗いのですが、カウンターはまるでステージのように照らされています。
アンティーク調のゆったりとした椅子に腰掛け、まずは乾杯の一杯を。(ここからは撮影OKとのことで、大将に許可を撮って無音カメラ撮影)
ライディーンピルスナーという日本酒で有名な八海山の出すビール。
すっきりとして爽やかな飲み口でした。(これは家でも飲みたいやつです。)
最初はお刺身から始まります。
漬けマグロのごま和え
一見「胡麻鯖」を彷彿とさせる組み合わせ。
脂がしっかりとのっているかと思いきや、脂身を感じるものの、脂っこさを感じない上品な味。
本当にいいマグロとはこういうものなんですね。
この「ごまマグロ」、とてもお酒に合います。
貝の酢の物
柔らかさと弾力のハイブリッド
貝好きにはたまりません。
甘エビのタルタル キャビア添え
甘エビと富山産の白えびを細かくし、だし混ぜ合わせてキャビアをのせた一品。
味を想像するだけでシズル。
食べたらその甘味が、想像を超えてきます。
では、そろそろ鮨へ。
こはだ
赤酢のシャリ、酢は主張しすぎず、素材の引き立て役になっています。
非常に粒立ちが良く、一粒一粒の食感を感じられ、食べた瞬間崩れるという言葉の通りでした。
白身
白身らしくさっぱりとしながらも、濃厚な味わい。
脂がしっかりとのっていて贅沢な心地にさせてくれます。
日本酒は芸術的な酒器で
三千盛り「小仕込純米」純米大吟醸
岐阜県のお酒、キリっと飲みやすく、思わず隣の常連さんと「旨い」とハモってしまいました。
日本酒・阿櫻(あざくら)
錫の酒器で飲むと贅沢な気持ちになりますね。
この酒器欲しいと思ってしまいました。
ここから赤身が始まります。
漬けマグロ
赤身・中とろ・大トロ
マグロで有名な卸やさんから仕入れる一級品とのこと
同じマグロと言えども、部位によって違った味・食感を楽しめます。
こんなにさっぱり食べやすい大トロを食べたのは初めてでした。(上品)
穴子
今にも崩れそうなほど、しっとりホロっと柔らかく煮られています。
名古屋の鮨の穴子は濃厚な詰めをたっぷりとという穴子が多いのですが、ここでは、江戸前本来の詰めはそっと添えるだけ。
だしと穴子の旨味をじっくりと味わえました。
そろそろ終盤戦
毛ガニごはん
ボリュームたっぷりのカニの身、
ご飯とカニの身、蟹味噌が贅沢に混ぜ込まれたています。
いよいよ、シメの一品へ
玉
カステラのようですが、それ以上にしっとり、ふわふわの食感。
デザート代わりとのことで、甘めの味付け、お茶席で使われるようなお皿に盛り付けられています。
名古屋の中心地から外れた、知る人ぞ知る名店。
単価イメージから最初はとても緊張しましたが、丁寧な接客と温かい常連さん、そして店内の雰囲気。
とても居心地の良い時間でした。
【店舗情報】
浜源 (はまげん)
TEL:052-853-1841
御器所駅2番出口より徒歩7分程
営業時間 18:00~22:00(最終入店21:00まで)
定休日 月曜日、月一度(日・月)連休有り
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