大阪支店ディレクターのIです。
年に一度のお楽しみ、会社の福利厚生の一つである誕生日給付金を使う季節がやってまいりました!
去年は産休をいただいており、泣く泣く使用できなかったのですが、今年はどんなおいしいものを食べに行けるかな?とウキウキとワクワク…
しかし、お店選びに難航してしまいました…
飲食店がひしめく大阪でも小さな子供がOKなお店を検索でみつけることはとても難しいことを知った育児初心者の母です。
と、いいますか、たくさんの飲食店があるからこそ情報が断片的で見つけられにくいのかもしれません。
そんな話は少し置いておき、さぁお店探しです!
「個室」「座敷」など検索してみましたがお店の雰囲気を見ては「このお店、ちびっ子無理よね…」とあきらめること数件。
「土用の丑の日」が近かったこともあり、美味しい鰻が食べたくなった単純な思考回路でお店を検索。
昔ながらの美味しい鰻屋さんにたどり着きました!
天王寺駅からも近い、Q’sMALLの北側のヴィアあべのウォークにある「双葉(ふたば)」さんで今年はお食事させていただくことに決定。
よく考えれば、鰻屋さんって座敷があるお店が多いですよね。
土用の丑の日が近いと予約が難しいようですが電話にて子供の可否は確認させていただきました。
双葉さんは、大阪あべの橋創業昭和二十年と、昔から阿倍野筋にあった老舗の鰻屋さんですが、ショッピングモールやあべのハルカスなど阿倍野の開発の影響でしばらくお店の場所を転々と変えながら営業をしていたようです。
地下ではありますが阿倍野へと帰って来られ、きっと昔からのファンの皆様も喜んでいるんだろうなと…。
やはり昔からファンがいるお店ですね。
開店前にお店についたのにも関わらず、開店を待つお客様が何人かいらっしゃいました。
そして外観にはなんだかとっても可愛い鰻はんがお出迎え。
ちびっ子も大喜びでした(笑)人の心を掴むためには大切な鰻はんですね。
座敷へと案内をしていただきました。
座敷は掘りごたつで4名様掛けが二席。
テーブルがメインですが、カウンター席もあり、この日もおひとりで鰻を食べに来られている方もいらっしゃいました。
本日は鰻が大好きな義母も誘い、夫、一歳になったばかりのちびっ子と4人で食事です。
私と夫はお店で一番豪華な「割烹鰻重」を注文。(こんな時でないと食べれないので贅沢をしました)
義母は特鰻丼にしました。(先に言いますが、特鰻丼の写真がございません。自分の鰻と向き合っていた結果出遅れてしまいました。それだけ鰻の魅力に取り込まれてしまっておりました)
割烹鰻重とは?
割烹のように提供される鰻重のようです。
さぁ、楽しい食事の始まりです!
まず初めに食前酒が到着。
食前酒ってなんだかその後の食事への期待が高まりますよね。
そしてお日様が真上にあるランチから、なんだか悪いことをしている気分です。
お次は、義母が注文した鰻の燻製サラダが先にのお出ましです。
燻製の文字のみで食欲がそそるのですがなんとドレッシングはマスタードドレッシングなのです。
もう、味の想像ができません。
メニュー表を開いた瞬間気になっていたので、義母が頼んでくれてラッキーでした。
この燻製の鰻を口に入れた瞬間一言、「持って帰りたい」でした(笑)
そして、日本酒がほしくなってしまいました。
でも、マスタードドレッシングをかければワインにも合わせられるな…とペアリングを想像。
想像は自由なので、頭の中はとっても楽しかったです。
続いて小鉢が運ばれてきました。
小鉢の中身は、なんと鰻の南蛮でした。
冷たい鰻の珍しさもあり、鰻の違った一面を見れたような新しい発見ができた逸品でした。
ちびっ子用に注文しただし巻きの登場です。
ふわふわですね~
そして優しい出汁がたっぷりです。
卵を何個使用したらこんな綺麗なだし巻きになるのでしょうか。
そしてうまきも登場です。
何も言わずともうまい。
続いて肝吸い、お漬物が運ばれてきます。
さぁいよいよ、あのお方の登場か!?
期待がマックスです。
肝吸い、子供のころは苦手でしたが純粋においしいと感じるられました。
大人になったんだな…と、いい歳してしみじみ感じました(笑)
お漬物は鰻のお供、奈良漬け。
奈良漬けを提供してくれる鰻屋さんってだけでもう大好きです。
ですが先日知った話、鰻に奈良漬けの組み合わせを当たり前だと信じて疑わなかったのですが、どうやら県民性があるようで、イコール奈良漬けのと感じている人は全員ではないようです。
軽く…といいますか、大きくショッキングでした(笑)
と、ここで、登場しました!!!
鰻様…尊い。
早く蓋をオープンさせたい…
いざ、オープンっ!!!!!!!!
最高かよ!!
誰か、何か写真に合う効果音をつけてください(笑)
食べだしたらきっと写真なんて撮れないと少しアップ気味にもう一枚。
さぁ、携帯を箸に持ち替え、実食!!
語りたくない美味しさでした。
といいますか、私ごときが鰻を語るなんて早すぎました。
さすが、阿倍野を代表する昔ながらの鰻…あっぱれ。
関東の白焼きからの蒸したふっくら鰻ではなく直火で皮を香ばしく焼き上げる関西の鰻です。
表面の香ばしさと身のふっくらが驚くほど対比できており、感動する美味しさに頭を上げることすらいけないことのような気分でした。
タレは勿論、継ぎ足しされている歴史のあるもの。
国産鰻の上質な脂を感じられるようにでしょうか。
とてもあっさりしていて、あっという間に底が見えてしまうほど。
本当、奈良漬けがいい味出すんです。
鰻とどうしてこんなにも相性が良いんでしょうか。
鰻・奈良漬け・山椒このトリオって永久にカーストが上位だと思います。
最後にデザートとしてゆずのシャーベットが来ましたが満腹ランプ点灯中でしたので義母にお譲りいたしました。
双葉さんは鰻はもちろん有名ですが、おはぎも有名のようです。
テイクアウト窓口では鰻、おはぎ共に注文可能で、おはぎだけの注文も多いようです。
本当はおはぎもいただきたかったのですが少し無理でした。
次回こそは…と意気込むどこまでも食いしん坊な一家でした(笑)
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店舗情報
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店名 双葉 (ふたば)
電話番号 06-6556-9428
住所 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 ヴィアあべのウォーク ノースエリア B1F
※現在双葉さんはコロナウイルスの影響で営業時間を変更して営業をされているようです。
来店の際はお店のHP(https://unagi-futaba.com/)又はお電話で確認された方がよいかと思います。
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