こんにちは!フードコネクション名古屋支店広報担当の力石です!
今回はInstagramでアップさせていただいた、「飲食店のInstagram活用~初級者編~」の詳細記事を書かせていただきます。
最近はよりリアルタイムの情報を得ようとするユーザーが増えており、それに合わせてInstagramを活用している飲食店様も増えてきているかと思います。
「Instagramを利用しているが、そもそも活用の仕方がわからない」
「更新はしているけど、イマイチ集客に繋がらない…」
などのお悩みを持つ飲食店の方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな飲食店経営者の方の疑問に少なからずお答えできる内容になっているかと思います。
ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
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【目次】
1、Instagramは企画が9割!
2、投稿の仕方
3、ハッシュタグ選定の仕方
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1、Instagramは企画が9割!
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ターゲットの選定やお店の強みなど、広告として機能させるためには企画が最重要事項になります。
まずは、Instagramで集客をするための企画の立て方についてご説明いたします。
①ターゲットとなる客層・シーンの選定
現在のお店の状況・今後の展望から、どういった客層や利用シーンを取っていくのかを決めていきます。
例えば、
コロナ過で客数が減った→単価を上げる必要がある→
ドリンク出数を増やす体制作りをする→お酒好きな客層を取っていく
など、お店・外部要因の状況やそこに合わせた戦略を企画に落とし込んでいく必要があります。
企画立てのヒントとしては、仲の良いお客様にどういう情報が欲しいかアンケートを取る事や似た業態のInstagramアカウントでどういった情報発信をしているのか研究してみる、一定期間内に注文されたメニュー履歴から顧客ニーズを探るなどがあります。
②ターゲットに対して何を伝えるアカウントか強みを考える
企画の方向性が決まったら、お店の強みをどう企画に紐づけられるか考えていきます。
上の例で言えば、
お酒好きな客層を集めたい→お店のドリンクで単価が良く取り扱いが多いのはワイン→ワイン好きな客層をメインで取っていく
という事になります。
他にも個室・カウンターなどの空間や看板商品、人柄などお店の強みをしっかりと把握して企画とすり合わせていきましょう。
③プロフィール作成
ここまで企画を立てたら、次にプロフィール作成に入っていきます。
プロフィール文でよくあるのが、住所や営業時間などの店舗情報を書いているパターンです。
もちろん店舗情報を知ってもらう事は重要ですが、プロフィールはスクロールされてしまうため、数秒しか見られないセクションと言われています。
よって店舗情報をのせたとしても、大多数のユーザーはしっかりとその情報を見る事がないので効果的ではない可能性が高いです。
したがってプロフィールは企画内容の重要度が高い項目から順に、箇条書きで書いていくのが良いとされています。
上記の例で言えば、
・ワイン入荷情報をお届けするアカウント
・ワイン初心者も歓迎
など、端的にワイン情報を発信するアカウントであることを伝えていきます。
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2、投稿の仕方
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企画立てとプロフィールが完成したら、いよいよ画像を投稿をしていきます。
投稿する画像はアカウント全体の統一感・世界観を意識してアップしていく必要があります。
早速効果的な投稿の仕方についてご説明していきます。
①画角や構図、加工を統一
企画内容を効果的に伝えるためには、投稿した画像全体を見たときに「こういう情報をこういう人に向けて発信するアカウントなんだ」と一目でわかってもらえるのがベストですよね。
つまり、アカウントのプロフィールから画像の一覧が見られたときに、統一感や世界観を伝える必要があります。
統一感・世界観を作る為には、画像の画角や構図・加工を統一していくのが最も手軽で手っ取り早い方法です。
また、可能であれば撮影する場所や時間帯などをそろえると、より統一感・世界観を強化することができます。
※スマホで撮影する際のポイントはこちらを参照ください。
②画像の並びを意識する
①の内容と少し被るかもしれませんが、プロフィールの投稿画像一覧の並び順も統一感を出すための重要なファクターになります。
企画を立てて伝える内容が1つの場合は特に問題はないですが、複数の情報を画像で出していく場合は画像の並び順も意識しないと、せっかく画角などをそろえても統一感が出なくなってしまいます。
例えば上記の例で言うと、
・ワインの情報だけを出す場合
→伝える情報は1種類のみなので画角などを守れば問題なし
・ワインとのペアリングも楽しんでもらいたいので料理も出したい
→ワインと料理の画像が混じってしまうため、並び順を意識しないと統一感が出にくい
という事になります。
そういった場合は、無差別に画像投稿するのではなく、ワインと料理を交互に投稿する等一覧で見たときの並び順にも気を配った方がよりユーザーに興味を持ってもらいやすくなります。
③投稿する画像の種類(情報)は多くて3種類まで
②でも伝えた通り、投稿する画像の種類(情報)を増やすほど統一感が出にくくなってしまいます。
統一感が出ないという事は、せっかく立てた企画の内容が伝わりにくくなり、結果としてターゲットとなるユーザーの興味が引けなくなり集客ツールとしては失敗する可能性が高くなります。
したがって、伝えたい情報はなるべく絞り多くとも3つまでにする必要があります。
なぜ3つまでかというと、Instagramは基本的に3×n列の画像一覧になるため、投稿する順番を決めて3画像ずつ投稿していく事で統一感を保てるためです。
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3、ハッシュタグ選定の仕方
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企画立てと投稿まで進められれば、残りは多くの人に見てもらうためのハッシュタグ選定ができれば基礎の部分は完成です。
ハッシュタグの効果的な付け方をご説明します。
①BIG・MIDDLE・SMALLタグをバランスよく
ハッシュタグは1投稿当たり30個までつけることができます。
そこで選定の基準になってくるのが、そのハッシュタグの投稿数です。
ハッシュタグ検索をかけると、ハッシュタグ毎に投稿数が見られると思います。
BIGタグは1万投稿以上のある人気のタグですが、その分投稿数も多いためお店の投稿が埋もれてしまう可能性があるのでこれだけでは不十分です。
逆にSMALLタグは1000投稿未満の比較的ニッチなタグで、その分検索しているユーザーの来店・購入動機が強い可能性が高いですが検索数も少ない為、これだけでも不十分です。
したがって、BIG・MIDDLE・SMALLのハッシュタグをバランスよくつける必要があるという事です。
②基本はエリア+キーワードで1つのハッシュタグ
ハッシュタグでやりがちなのが、#居酒屋や#イタリアンなどBIGタグを多くつけてしまう事です。
この場合全国各地の居酒屋やイタリアンが出てきてしまうため、たとえ運よくプロフィールに入ってきてフォローされたとしても、商圏の遠いユーザーになってしまう可能性が高いです。
#名古屋居酒屋や#名古屋イタリアンなどエリア+キーワードのハッシュタグをつけることで、商圏の近いユーザーに見てもらう確率を高め、来店に繋がりやすいフォロワーにアプローチをしていきましょう。
③理想的なハッシュタグ数は10~12個
上記で最大30個ハッシュタグをつけられるとお伝えしましたが、各ハッシュタグでの画像の検索順位はInstagramのアルゴリズムによって差があります。
現在最も検索順位が安定しており、リーチ数(いくつのアカウントにその投稿が見られたか)が増えやすいのが10~12個と言われています。
ただ、個人的な見解としてはInstagramのアルゴリズムとして「投稿内容と関係がないハッシュタグをつけた投稿の検索順位を下げる」という傾向があるので、関係性の高いハッシュタグであればそこまで制限する必要はないかと思います。
まだ検証中の部分がありますので、参考までに頭の片隅に入れておく程度で良いかと思います。