個人飲食店オーナーの皆様、
こんにちは。
hanjoy編集部コラムニストの平山です。
3分で読める飲食店情報part3、
また今日も配信させていただきます。
良かったらお読みいただけると幸いです。
皆さんは最近人気の
“がブリチキン。”さんって
行ったことありますか?
鶏肉を扱っているだけに
飛ぶ鳥を落とす勢いですね!
何て・・ちょっぴりサムイですかね。
残暑厳しい夏に少しでも涼を感じて
いただきたい、そんな想いであります。
さて、本題へ参りたいと思います!
┏…………………………………………………………………┓
目次
▼ ①ブルームダイニングサービスとは?
▼ ②加藤 弘康社長について
▼ ③FLコスト比率50%!“がブリチキン。”が収益性が高い理由
▼ ④参考にしたい!広告上手な“がブリチキン”
▼ ⑤本日のまとめ
┗…………………………………………………………………┛
①ブルームダイニングサービスとは?
名古屋を中心にカフェ・バル・ダイニングなどの飲食店を展開している企業です。
社長は、加藤 弘康氏 40歳です。
有名なメインブランドは、「がブリチキン。」さんですね。
展開は現在(※2017年7月26日時点まとめ)で全77店舗です。(直営28、FC49)
出店エリアは名古屋を拠点に1都2府19県、海外は台湾、上海、タイ。※本社は名古屋市西区にあります。
最近は居酒屋タイプのがブリチキンを出店しており今後はアメリカへの出店も視野に入れているそうです。
2020年3月期に東証マザーズと名証セントレックス市場にそれぞれ新規上場する計画をしています。
一号店の出店が2006年、11年で77店舗までなったというのはすごいことですね。
勢いがあって、今後の展開も愉しみな企業さんです。
売上は、2016年度の見込みで17億円位、
従業員数は社員さんが65名、パート・アルバイトさん含めると約300人です。
↓コーポレートサイトはこちらhttps://www.bloom-ds.com/index.html※良いサイトですね^^
↓出店の沿革はこちらからhttps://www.bloom-ds.com/company/history.html
②加藤 弘康社長について
サーフィンが趣味のイケメン社長さんは名古屋市出身の40歳。
ちなみに生まれたのは豊橋市だそうです。先日の物語コーポレーションさんも豊橋本社の会社でしたね。
弊社も豊橋のお客様は多く、土地柄、食材にも恵まれていて美味しいものがたくさんあって良いところだなーと思っています^^
話は戻りますが専門学校卒業後、営業職に就きますが退職しフリーターになりバイトで貯めたお金で海外に行って好きなサーフィンに打ち込む生活を送ったりと自由に暮らしたそうです。
その後飲食店に出逢い、その面白さに天職だ!と思ったそうです。
そして29歳で独立。★2006年4月にフランチャイズで「小田井ホルモン」をオープンします。
その後順調に、
2006年12月★2号店「春日井ホルモン」
2007年8月★3号店「鉄板炉端花ちゃ花ちゃ」を続々とオープンさせていきます。
3号店に予想以上に1,000万ほど余分に建築にお金がかかってしまい倒産の危機に追い込まれたそうです。
それまではワンマンで、自分のやり方に自信もありトップダウンの指示をしていたそうです。
あまりの忙しさにまわらなった時に、「お前たちを信じるから思い切ってやれ」と“まかせる”ことを選択します。
そこから組織として空気ががらっと変わったそうです。
そこで社長は組織における“理念の大切さ”に気付いたそうで、人を大切に、想いを大切にしていこうと考えるようになっていきます。
順風満帆で進んできて、3号店の失敗から学んだこと。
やはり失敗の中にこそ成長のチャンスがあるのですね。
リーダーとして、仲間を信じて任せる勇気、組織として動いていくための指針となる理念。
次のステップに必要な武器を持てたからこそ進化していけたのではないでしょうか。
そうして飲食店のノウハウが溜まったところでオリジナルブランドである、“がブリチキン”をオープンさせます。
人の心に、この街に。幸せの花を咲かせたい。
お客様・スタッフ・街、皆で良くなっていきたいという想いで会社を営まれています。
③FLコスト比率50%!
“がブリチキン”が収益性が高い理由
メインブランドである
“がブリチキン”
最近では全国出店しているので
行ったことがある方は
多いかもしれないですね。
繁盛店らしい活気があり、
単価も2300円と行きやすい価格なので
是非行ってみてください。
“がブリチキン。”の名前を聞いて、
飲食関係者の間で話題になるのは
『フード・レイバーコスト比率』
(以下FLコスト比率)の低さだそうです。
FLコスト比率とは
(原材料費+人件費)÷売上高×100で求められ、
この値が低ければ低いほど、お店に残る利益は
大きくなります。
通常は、平均55%が理想とされていますが
“がブリチキン。”は、これを50%前後まで抑え、
高い収益を上げているようです。
★メイン商品(骨付鳥)の『加工』を業者委託、
セントラルキッチンで『仕込み済』にしたり
店舗調理を最小限に簡略化しているから
一人当たりの生産性が高い
+店舗を小型化もできる
★店舗が小さい分、売上に対しての
『家賃比率』を減らすことができる。
+キッチンも小さくできる分
客席数を増やすことができる
★最大限までフロアのスペースを確保した上で、
さらに意図的に坪当たりの席数を増やして、
一層の活気やにぎわいを演出する。
★店舗の狭さを逆手にとって、
客単2,300円ほどのリーズナブルさで
値ごろ感や雰囲気で満足度を補う
バランス感覚を出す
★16時オープンの店舗も多く、
飲み会の前の0次会として一定の集客も確保、
からあげとドリンクセット
“ちょい飲みセット1,000円”
なども用意している
※気軽に立ち寄りやすいお店の
方向性ともマッチしていますよね。
参考文献2016年「FLコスト比率50%。高い収益性で店舗数を拡大する、骨付鳥とハイボールの店 ~がブリチキン。(ブルームダイニングサービス)」https://www.foods-ch.com/gaishoku/1463362516704/(参照2017-8-30)
④参考にしたい!
広告上手な“がブリチキン”
大きく目立つ店舗看板に
でかでかと書かれた
骨付鳥、からあげ、ハイボール、がブリチキン。
すぐに何が楽しめるお店か
ウリがわかりますね。
しっかり効果と戦略が考え抜かれた
素晴らしい看板だと思います。
鳥とハイボール、
その組み合わせに
心が躍ってしまい、
フラフラと吸い寄せられて
しまいそうです。
“がぶり”という効果音が
気軽なカジュアル感があって
入りやすいですね。
遊びのあるフォントとイラストも
ワクワク感満載です。
ホームページはこちらですhttp://gabuchiki.com/
がブ吉さんというゆるかわなキャラクターがいます。
設定もしっかりしてあってマンガまで作っていてラインスタンプを販売しています。
こちらのお店が出来た時、
看板だけですぐに行ってみたいと
思いました。
そしてテイクアウトもやっているので
クリスマスに買いましたw
数年前のことなのですが、
サービスも雰囲気も接客も
すごく良かったのを覚えています。
これは人気が出るなーと感じました。
骨付鳥とは香川の名物らしく、
社長が旅行に行ったときに
感動してメイン商品にしたそうです。
スパイスなどのトッピングがあり
飽きずに楽しめるんです。
メニュー構成もワクワクしますね。
http://gabuchiki.com/what.html
⑤本日のまとめ
本日も長文お読みいただき、
誠にありがとうございました!
以下まとめてみました。
★株式会社ブルームダイニングサービス
★社長は、加藤 弘康氏 40歳
★有名なメインブランドは、「がブリチキン」
★2020年に上場を目指している
★展開は現在(※2017年7月26日時点まとめ)で全77店舗
★FLコスト比率50%前後まで抑え、
高い収益を上げている
★店舗調理を最小限に簡略化して、
生産性アップ、キッチンを縮小化
コメント
テスト
テスト