先日、緊急事態宣言の延長が発表されました。
弊社としましても飲食店さんのために、飲食業界のために何かできないかと日々模索をしております。
今回は、この状況の中、新型コロナウイルス感染症の影響を比較的受けていない業態や飲食店さんの特徴をまとめてみましたので何かの参考にしていただけたらと思います。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている飲食店の現状について
まず強い業態や飲食店の特徴を説明する前に、緊急事態宣言が緩和されても、以前厳しい状況が予想されています。
Googleトレンド「札幌 居酒屋」キーワードから見る消費動向
引用:Googleトレンド
このデータでは北海道独自の緊急事態宣言終了後の3月19日以降より、「札幌 居酒屋」を調べる方は上昇していません。
確かに札幌市は全国での検索も多いことから、現地の消費者の動向と合致しているかは不明です。
ただ、以下のデータでも確認できる通り、
先に感染拡大したアジア諸国の3月時点でのアンケートでも消費が簡単には戻らないことが読み取れます。
新型コロナ感染拡大で生活習慣に変化か、ニールセンが世界最大規模の調査
引用:https://www.bcnretail.com/market/detail/20200401_164284.html
であるならば、簡単に戻らない「来店型」の消費を待つのではなく、何かしらの対応が迫られていることがわかります。
そこで弊社では以下のような情報をお知らせしていくことで、より多くの飲食店が生き残る一助になればと考えておりますので、ぜひ参考にしてください。
コロナ影響に強い業態&飲食店の特徴まとめ
その① 仕出し(特に慶事に強いお店)
弊社お客様の中でも特に仕出しを行っているお店は、売上を落としていなかったり、持ち直していたり、はたまた売上を伸ばしているお店様もあります。
これはなぜか?
- 宅配(デリバリー)は参入が難しく、ニーズが高まっている
宅配・デリバリーは飲食店側の参入障壁が高く、他の飲食店が容易に参入できないためです。またニーズがより高まっているため、仕出しをすでにやっていた店舗に、注文が集まっていることが上げられます。 - コロナでも慶事は行う家庭が多い
弊社の売上好調のお客様のアクセスデータを分析すると、慶事の流入が増えています。お子様の節句や、このタイミングを外せないというお祝いごとは、今まで料亭やホテル、格式あるお店で行う方も多かったのですが、コロナの影響で自宅で仕出しを利用して行う方が増えています。還暦祝いなどの各種お祝いは時期と問いませんが、仕出し関連は夏のお盆前後に需要が高まる傾向がございます。もしお盆の売上を見込んでいらっしゃる方は動き出すべきでしょう。
注意点
仕出しや宅配は非常に高度なノウハウを必要とし、かつ食中毒などへの配慮も考慮しなければなりません。また業種によっては簡単に宅配出来ないものもあり、宅配を検討される方は保健所に確認することをおすすめします。
弊社ではこの先数年、お子様のお祝いごとや、高齢のご家族のお祝いをはじめ、様々な慶事ごとは仕出しを利用する方が増えることは間違いないと考えております。
また、仕出しを行う店舗においても、お客様が求める設えを提供できるかなども差別化のポイントになっており、その違いが明確にweb上、もしくはパンフレットなどで伝えることが、集客につながるポイントになることは間違いありません。
WEBやチラシもちろん・・・「売れる仕出し・慶事の仕組み作りから提案可能」「これから仕出しをはじめたい人もお気軽にご相談ください」
弊社では3,500店舗強のアクセスデータより、お客様が求めるニーズを読み解き、求められる情報を提供させていただくことで、他店にない競争力を身に着けていただけます。
さらに売れる仕組みや、慶事の仕組みづくりからの提案も可能です。
これから仕出しを始めたいという方もぜひお問い合わせください。
また、助成金を活用したプラン・初期費用なしのプランなどお客様の状況に合わせて提案させていただく事が可能でございます。
※助成金については、締切も近くに迫っておりますので、お早目にご相談いただけると良いかと思います。
ホームページやチラシやそのほかのご要望もお気軽に問い合わせください。
これまで:料亭やホテル、格式あるお店でもてなす
↓
これから:自宅で料亭やホテル、格式あるお店のお料理や設えでもてなす
その②BBQ・キャンプ・グランピング
都心部でのBBQ型飲食店ではアクセス増や問い合わせ増は見られなかったが、郊外のグランピング施設では、緊急事態宣言が発出される前までは、問い合わせが増えていることがわかりました。
また、検索トレンドでも確認すると、「BBQ」「バーベキュー」キーワードともに、緊急事態宣言発出後は3月に比べて下ってはいるものの、3月以降も変わらないのは週末や連休前になると検索数の上昇が見られました。
Googleトレンド「BBQ」「バーベキュー」キーワードから見る消費動向
引用:Googleトレンド
上記の事柄より、緊急事態宣言が解除された場合には、都心型店舗ではなく、郊外の屋外でBBQなどが楽しめる施設に人が集まることが予想されます。
BBQも気温が高くなるにつれて需要が高まり夏場には最盛期を迎えますので、こちらもBBQ関連事業を考えている方はすぐに対策が必要です。
また屋外施設については、今後数年のシーズンで予約が増える可能性があるが、雨の対策、当日予約&キャンセルの対策、服装、持ち物、子供連れ需要への対応など、お客様のニーズに対応できる準備が出来ている店舗が有利になることは間違いがない。
弊社ではそのようなニーズも把握できており、お客様のニーズごとにどのような対策を取るべきかをお伝えすることも可能です。
また、助成金を活用したプラン・初期費用なしのプランなどお客様の状況に合わせて提案させていただく事が可能でございます。
※助成金については、締切も近くに迫っておりますので、お早目にご相談いただけると良いかと思います。
ホームページやチラシやそのほかのご要望もお気軽に問い合わせください。
テイクアウトなら取り組めるという方は?
デリバリーは、どうしても取り組むのが難しいという方はテイクアウトで新型コロナウイルス対策を行っていらっしゃるケースが多いかと思います。
そこで、弊社では、コロナ禍におけるテイクアウト対策法に関してブログ記事・YouTube動画にて紹介しております。
記事では
◆テイクアウト需要の動向
◆テイクアウトで狙える効果
◆販促戦略
について解説しておりますので、よろしければお役立てください。
ブログでご覧になりたい方はこちら:「Withコロナ・Afterコロナを勝ち抜くテイクアウト対策法」
動画でご覧になりたい方はことら:「YouTube無料動画:個人店のミカタLAB」