新型コロナウイルス感染症発生の影響を受けられている飲食店のみなさま、心よりお見舞い申し上げます。
フードコネクションとして飲食業界のために何ができるかということを日々模索しながら動いている中で、情報を集め飲食店様にお伝えしていこうという取り組みを行っております。
今は資金調達の方法がさまざまございます。
給付金や融資、そして今回のテーマであるクラウドファンディングなど。
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今回お届けするのは、クラウドファンディングでの資金調達についてです。
弊社顧客様のクラウドファンディング活用事例を共有します。
>現在国や各自治体から発表されている融資や助成金の一覧はこちらからご覧ください。
まず・・・・みなさまご存知だと思いますが簡単にクラウドファンディングについてご紹介。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディング(crowdfunding)という言葉は群衆と資金調達を組み合わせた造語だそうです。
crowd(群衆)+funding(資金調達) で、 crowdfunding(クラウドファンディング)
クラウドファンディングの意味は、不特定多数の人がインターネット経由で、他の人の夢や活動に対してプロジェクトを立ち上げ、賛同してくれた方から資金を調達する仕組みのことです。
また、資金調達するために、リターン(お返し)を返すようになっています。
リターンの内容としては、例えば飲食店さんであれば、お食事券などのチケットをリターン商品としているお店も多いと思います。
オリジナルのTシャツを作っていたり、貸切券をリターン内容にしたり、もともと通販などを行っている飲食店さんであれば、その商品をリターンにしたりと、様々なリターンの内容をお店側で決めることができます。
リターンの内容はアイデア次第です。
発想次第では、BBQの全力お手伝い(○○地域限定)というリターンを作っているところもありました。
クラウドファンディングには「寄付型」「購入型」「融資型」「ファンド投資型」「株式投資型」という種類があり、一般的に多く、皆さんの馴染みがあるのは「寄付型」と「購入型」かと思います。
寄付型のクラウドファンディングでは、夢や目標に共感して一緒にプロジェクトを盛り上げていきたいという気持ちがある参加者の属性があるため、「全力応援」というリターンでも問題ありません。
メジャーなサイトでは
・CAMPFIRE(キャンプファイヤー)購入型
・Readyfor(レディフォー)購入型
・kitchenstarter(キッチンスター)購入型
・HAYARUKA(ハヤルカ)購入型
たくさんありますね!
ちなみに、日本のクラウドファンディングの成功率は約30%と言われております。
参照:https://diamond.jp/articles/-/159737?page=3
また、クラウドファンディング募集期間中は他のサービスを同時で掲載することはできないようになっておりますので、どのサービスを選ぶかも重要なポイントになっています。
クラウドファンディングのサービス手数料や、サービスのユーザー属性などを考慮してスタートすると良いかと思います。
クラウドファンディングのALL or Noting方式とAll in方式について
クラウドファンディングにはAll or Noting方式とAll in方式の2つのパターンがあります。
All or Noting方式とは・・・
目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取れるものです。そして目標金額を達成した場合のみリターンをする必要があります。また目標金額を達成しない場合は、支援がキャンセルされ返金されるようになっています。
例)100万円を目標としていた場合、支援金が80万しか集まらなかったら、手数料もかからない代わりに、支援金は受け取れません。また、リターンを履行する義務もないため購入者に何かしないといけないということはありません。支援者から支払われたものはすべてキャンセルになり返金されるようになっています。
ALL in方式とは・・・
目標金額に達成せずに終了した場合でも集まった分だけの支援金を受け取れる方式です。ですので、プロジェクトの手数料は必ず発生し、また、支援されたリターンは履行する義務が発生してきます。
例)100万円を目標としていた場合、支援金が5万円しか集まっていなくても、支援金は受取可能です。その代わり手数料が必ず発生します。また、リターンは支援者にお渡しする義務が発生することとなります。
どちらの方式を選ぶかという点もポイントになるかと思います。
クラウドファンディングのメリット・デメリット
クラウドファンディングを開始したからといって、必ず資金を調達できるというわけではありません。
All or Noting方式、All in方式にもありますが、そのプロジェクト方式によっても変わってきます。
またキュレーターというプロジェクトを専属サポートしてくれる方もいますが、手数料のかかり方もかわってきます。
メリットとしては、インターネットを活用して多くの方から支援という形で資金を調達できる点です。
デメリットとしては、手間をかけた割には支援が集まらなかったというケースが出てくる点です。
その最悪のケースに極力ならないようにするために、大事になってくる点は、まずはいつも応援してくれている常連さんをはじめ、身の回りの方から共感の輪を広げて行くことが大切になってくると思います。
そして、それを加速させていくためにも、オンラインでの繋がりが大事になってきます。
つまり顧客リストへのメルマガ配信、SNS上でのつながりでの発信など、そのプロジェクトを応援してくれる方へ認知してもらうことが非常に重要になってきます。
その上で、その共感を新規の人にも広く認知してもらうことがポイントかと思います。
クラウドファンディングのサイトに掲載したから資金を調達できるという考え方ではなく、そのプロジェクトをどのように共感してもらい、広げていくかという戦略が必要ということですね。
クラウドファンティング、有名なサイトの名前を聞いたこともあり検討されたこと経験のある方もいらっしゃると思いますが・・・
・なかなか踏み出せない
・どのような手続き、ストーリーを作ればいいのかわからない
・時間がなくて手がまわらない
・うちのお店ではむずかしかな
と諦めてる方も多くいらしゃるのではないでしょうか。
先日、クラウドファンディングを一緒にやってみようということで、大阪で営業されている、わたりがに専門店の松屋さんと一緒にプロジェクトの立ち上げをサポートさせていただきました。
ご興味あるお客様はお気軽にご相談ください。
※お問い合わせ内容欄に「クラウドファンディングについて」と記入いただき、相談内容をご記入くださいませ。
そんなお客様のために、松屋さんの事例を共有させていただきます。
松屋さんは弊社で10年以上前からWEB制作、運用のサポートをさせていただいているお客様で日本で唯一の「わたりがに専門店」として大阪の泉佐野で営業されております。
松屋さんとクラウドファンディングのお話をさせていただいたのは3月上旬、そこからとんとん拍子に話が進みまして、3月下旬には掲載がスタートしました。
そして・・・掲載1週間で、多くの方のご支援をいただき、目標金額の50万円を超えることができました。
そしてなんと、この取り組みが朝日新聞夕刊の一面にも掲載されまして
50万円を大きく超える支援をいただけることになりました!
さらに既存のお客様にお届けするDM、メール、SNSの反響もあり、
(DMデザイン)
目標金額を大きく超える形になりました。
ここまでご支援していただけるとは、本当にありがたいですね。
フードコネクションがお手伝いできること
フードコネクションは飲食店様の総合支援会社としてWEBはもちろん、DTP、クラウドファンディングの取り組みサポートも行っております。
弊社がお手伝いできることとしては、サービス選定や、プロジェクトの立ち上げ、リターン内容を決める、プロジェクトの戦略設計などということもできますし、そのプロジェクトを広めるために、フードコネクションが媒介となってご紹介することも可能です。
また、
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