2020.09.15
これぞプリの御業!豊洲鮮魚仲卸が魅せる捌き方が凄い!豊洲市場「尾邦」
いやー、いつの間にかすっかり秋ですね。
秋と言えば芸術・スポーツなど、様々なものが盛んに行われる季節。
そんな中でもやっぱり1番楽しみなのは「食」。
即ち「食欲の秋」ってやつですよね!
四季がもたらす様々な旬の味覚の中でも、
秋は山の幸・海の幸共に豊富な食材が揃う季節。
中でも今回は、鮮魚の数々に迫ってみたいと思います!
東京都内でも有数の中央卸売市場である「豊洲市場」。
数多くの小売・飲食店関係者のみならず、
一般消費者や観光客でも賑わうスポットでもあります。
そんな中の1店、水産仲卸を営む「尾邦(おくに)」さんに、
「仲卸流」の魚の捌き方を伝授していただきました!!
板前さんとはまた違った、「漁師流」とも言えるその技術。
一体どんなものなのか、早速披露していただきましょう!!
今回もお世話になります「日本酒 ほろよい党 目黒」
調理場所として我らが局チョーが用意したのが、
日本酒 ほろよい党 目黒さん。
いやもう仲良すぎでしょ(笑)
今回尾邦さんに捌いたいただくお魚は、
カンパチ、釣りアジ、イサギ、メヒカリの4種類。
それぞれに合った料理に昇華していただきます。
1品目はまず「アジ」から!!
それでは1発目はアジから取り掛かりましょう。
まずはアジを三枚におろしていきます。
チクチクとする部分をそぎ落とし、頭を落とします。
からの、お腹を出します。
やはり手際の良さが見て取れますね。
小さいアジですと「大名おろし」という頭からおろす方法もあるそうな。
更にアジは身の中心に骨があるので、骨抜きをしていきます。
そして皮を剥いで~…
こちらはお刺身とタタキに。
こいつぁ日本酒が止まらなくなるやーつ。
2品目は「イサキ」を!!
おおー、丸々とした立派なイサキですね。
こちらはお刺身と湯引きの2種類で調理していきましょう。
まずは鱗を落としていきます。
イサキは鱗が細かいとの事なので、しっかり落とすのが吉。
そしてこちらも頭を落として三枚におろします。
ここで尾邦さんに「良い魚の見分け方」を質問してみますと…
・目が透き通っている魚
・お腹周りが太っている魚
この2点に注意すると良いそうです。
1匹丸ごと購入する際は要チェックですね。
三枚におろした後は、「皮無し」をお刺身に、
「皮付き」を湯引きでいただきます。
熱湯でキュ~っと縮まったところを冷水で締めて。
この工程を行う事で、皮がやわらかくなって食べ易くなるんです。
3品目は「カンパチ」です!!
こちらは既に捌いた状態なので、ここからお刺身に。
骨回りを取って、皮費引いていきましょう
切って盛り付ければ、カンパチお刺身の完成です!
4品目は「メヒカリ」を焼きで!!
季節によって全国で獲れるというメヒカリ。
今回は銚子で水揚げされたブツを使用。
こちらは焼く前の作業としまして、
鱗を落とし、頭を落とし、内臓を取っていきます。
おろし終えたら、塩を振って下味付け。
素材の持ち味がゴイスーなので、これだけで十分過ぎるほど美味しいんです。
したらば、網焼きにしていきましょう。
ああ、良い絵面。
画像から香りが漂ってきそうです。
身がやわらかいので、火加減には注意してください。
ん、ちょっとボロッとなったかな(笑)
しかしこの荒々しい感じも、漁師メシっぽくて良きですね。
調理後は美味しくいただきました!!
捌いて調理した数々のお魚は、後ほど局チョー&尾邦さんで
美味しく平らげましたとさ。
やはり仲卸さんが用意してくれたお魚は鮮度が素晴らしく、
弾む様な食感を存分に楽しませていただきました!!(局チョーが)
細かい捌き方や豆知識は、下記の動画を是非チェックしてください!!
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■会社名
有限会社 尾邦
■事業内容
水産物販売(あんこう・鮮魚・活魚・ふぐ・珍味)
■所在地
〒135-0061
東京都江東区豊洲6-5-1(店番:5083~5084)
■TEL
[店舗]03-6633-5033
[事務所]03-3546-1542
■営業時間
6:00~11:30
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上記に掲載されている情報は、掲載日(2020/09/15)現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、各店舗へお問い合わせください。