新型コロナウイルス感染症発生の影響を受けられている飲食店のみなさま、心よりお見舞い申し上げます。
今回の記事は、現在フードコネクションのYouTubeチャンネル「個人店のミカタチャンネル」から、7月16日に公開しました「Uber Eats攻略法」の内容をまとめたものになります。
動画でご覧になりたいという方はこちらからご確認ください。
○個人飲食店のウーバーイーツ攻略法!売れる・儲かる戦略とは?
4.運用編【上位表示SEO対策・SNS連携・マイビジネス連携】
1.知識編【デリバリー市場とUber Eats】
▪デリバリー市場の現在
現在、デリバリー市場というのは一昔前に比べて大幅に拡大していると言っていいでしょう。
たとえば、2018年のデータを参照すると、4084億円と対前年比で5.9%増。
2015年(3564億円)と比べると3年間で14%以上の成長がされています。
要因としては、共働き世代の増加や働き方改革、高齢化。
さらには決済方法の多様化やアプリの充実などが挙げられるでしょう。
今後はWithコロナ時代とも言われていることからも、さらなる成長が見込まれることでしょう。
▪Uber Eatsとは?
基礎的なことですが、Uber Eatsの説明から。
2014年からウーバー・テクノロジーズが展開しているデリバリーフードサービスで、2016年から日本でもサービスが開始。
2020年4月23日時点で16都道府県、のべ10,000店舗以上の掲載がされています。
ですが、掲載されている店舗はチェーン店が多い印象がある方も多いと思います。
それもそのはず、手数料はなんと売上の35%もあるのです。
では、その中でデリバリーのノウハウのない個人店が生き残っていく、売上や利益を残していくためにはどのような戦略を取っていけばいいのでしょうか?
○2.マーケティング編【自社分析と競合調査、商品決定】
▪自社分析
個人店の方がウーバーイーツを始めるにあたってよくやってしまうのが…
「登録完了!じゃあまず、お店で一番人気の名物料理を掲載しよう!」ということ。
しかし、これではうまくいかないことが多いでしょう。
掲載する前からすでに戦いは始まっているのです。
ウーバーイーツを始めるのであれば、それに合わせて「店名」「コンセプト」「商品」。
すべてをそれに合わせて考える必要があるのです。
そのための最初の一歩が「自社分析」となるわけですね。
現状の設備や食材を活用した、デリバリー可能な商品を検討するとよいでしょう。
▪競合調査
では、改めて商品を検討したら次はどうするか?
それが競合調査です。
ウーバーイーツ内で、決めた商品の競合店舗の情報をチェックします。
特に口コミが高いお店を中心に調べると良いでしょう。
チェックポイントは3つ。「価格・ボリューム・ストーリー」です。
▪商品決定
競合を調査した上で自社商品を比較。
コンセプトや価格、ボリュームなどをそれに合わせて決定します。
ちなみに、私達フードコネクションが独自に調べたデータによると、一般ユーザー(20~40代)は、
ランチは1,000円以下、ディナーは2,000円以上の予算を考えている人が多いようです。
ちなみに、ウーバーイーツの販売単価の平均も2,006円、販売時刻は18時以降が多かったようです。
手数料35%を考えても、やはりランチではなく単価の高いディナーを狙うべきでしょう。
○3.ページ作成編【ブランディング・ライティング・多言語化】
▪ブランディング
ウーバーイーツ販売で重要なのは、お店の店名です。
実店舗とは違った別の店舗名や副題をつけることが可能という性質上、ブランディングや他社との差別化が重要になってくるわけですね。
▪ライティング
ウーバーイーツ上での商品名や説明文はともに15文字前後。
その15文字の中に「他社と比べてクリック、タップしたくなるテキスト」が必要なんですね。
ポイントとしては…
・個数やサイズ、ボリューム感がわかりやすい文章
・食材や調理方法、調理人、食感、風味などを記載
・検索されやすいキーワードや関連テキストを入れる
以上が挙げられるでしょう。
どれも、グルメサイトで商品をライティングすることと大きく変わりはありません。
▪多言語化(英語対応)
当然ですが、ウーバーイーツを見ているのは日本人だけではありません。
アメリカ発祥でもあるウーバーイーツ。特に英訳は入れるべきでしょう。必ず、といっても過言ではありません。
○4.運用編【上位表示SEO対策・SNS連携・マイビジネス連携】
▪上位表示SEO(UEO)対策 グリーンスタンダードとは?
グリーンスタンダードとは、Uber Eatsが発表している上位表示についての評価ポイントです。
ユーザーのキーワード検索やジャンル検索の際の表示順に影響を及ぼすと考えられているので、対策は必須でしょう。
グリーンスタンダードの項目は以下の6つです。
1.オンライン率
アプリで設定した営業時間に対して、実際にオンラインだった時間の割合
2.メニュー
アプリに表示されているメニュー数。15種類以上の登録が推奨されています。
3.写真(写真があるメニューの割合や数)
4.商品説明(商品説明のあるメニューの割合)
5.受注率(アプリで入った注文に対して、実際に受注した割合)
6.キャンセル率(全ての注文に対してレストランによるキャンセルの割合)
基本的に対応・実行可能なものばかりだと思いますので、全て実行するとよいでしょう。
お店側の考え方としては、GoogleのSEO対策と同じ「ユーザーファースト」であると言えるでしょう。
▪SNS連携(Instagram連動)
まず最初に、Instagramと連動させるにはビジネスアカウントである必要があります。
これをすることで、プロフィールやストーリーズのアクションボタンに「料理を注文」を設置、SNSの顧客をUber Eatsに誘導することが可能になります。
▪Googleマイビジネス連携
これの設定方法は簡単です。
マイビジネス内の「注文する」の連携先として、Uber Eatsを設定するだけでOK。
ここから、Googleの検索ユーザーをUber Eatsへ誘導することができるようになります。
MEO対策も同時に行うと注文率アップに繋がるでしょう。
○5.まとめ
1.店名・コンセプト・商品をUber Eats用に設定する
2.競合店舗の価格、ボリューム、ストーリーをチェックする
3.競合調査データと自社商品を比較し、商材を決定する
4.狙うのは高単価のデリバリー
5.ブランディングを考えた店舗名を設定する
6.選ばれるためのライティングをすること。特に英訳は必須!
7.上位表示を意識すること。Instagramやマイビジネスとの連携はおすすめ
もし、結局、何からすればいいのか?何をしていいかわからない…という方がいらっしゃれば。
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