こんにちは
飲食店の販促大学byBuzzFood
スタッフのハセガワです。
飲食店の販促大学では、 飲食店で働く方が知っておきたい集客・販促・広告・マーケティングの豆知識をご紹介しています。
今回のテーマは
「通販サイト運営の基本 売れているお店がやっていることとは?」です!
この記事はこんな方におすすめ!
- 通販をはじめようと思っている
- 通販をすでにはじめているがあまり更新できていない
- そもそも通販の運営方法がわからない
皆やってるから何となく通販をはじめたけれど、運営方法がわからない…
そんな声をよく耳にします。
そんな飲食店さんへ少しでも参考になる豆知識をご用意しましたので、ぜひ活用してみてください^^
ユーザーに刺さる通販サイトとは?
まずは商品ページを充実させる
実際に手に取って見ることができないネットショップでは商品説明や商品画像は非常に重要なものとなります。
ユーザーがイメージしやすいよう、まずは商品ページを充実させましょう。
そのためには何をしたらいいでしょうか?
今回は通販で成功しているお店がやっていることをご紹介いたします。
①商品画像を1枚ではなく複数用意する
パッケージに入っている画像だけで、中身がよくわからない…
そんな商品ページになっていませんか?それでは商品の魅力を最大限伝えることは難しいです。パッケージに入ったものだけでなく商品の魅力を伝えるための画像を複数アップしましょう。
- 箱(パッケージ)に入ったもの
- 箱(パッケージ)に入っていないもの
- 調理したもの
- 調理シーン
- レシピ
- ギフトラッピング
- のし対応 など
<注意点>
アップする画像はしずる感のあるものがベスト!
ぼやけた画像や美味しそうに見えない画像(全体の色味が青く見える画像)は購買意欲を下げる原因になるので注意しましょう!
②イメージしやすい商品説明を書く
「当店で人気のパスタ!たくさんの方に美味しいとの声をいただいております!」
この文章では「どうして」美味しいのかが伝わりません。何故美味しいのか、どうしてオススメしたいのかを意識して商品説明文を書いてみましょう。
- 味や食感
- 食材の話
- オーナーの経歴
- 食材の話
- 店舗の歴史
- 選ばれる理由
- メディア露出 など
商品のストーリーを意識して書く
さらにこの商品を購入することで得られる付加価値(ベネフィット)や商品自体のストーリーを意識して商品説明を書くとユーザーの心に響きやすい文章になります。
③アピールポイントは数字で見せる
- リピーターが多い商品!→当店リピーターNo1商品!
- たくさん売れました!→1000個売れました!
- 昔から変わらぬ味→50年前から変わらぬ味
数字があった方が魅力的に見えませんか?
ただ「売れている」や「人気です」と書くよりも、数字を入れることで説得力が増します。普段から集計をとるように心がけましょう。
<注意点>
※販売個数などは集計時期を記載するようにしましょう。
例)2015~2021年現在
④ユーザーの不安要素を取り除く
予めユーザーが懸念するであろう不安要素を解消することでカート落ちを防ぐことができます。
内容はできる限り具体的に記載しましょう。
- 内容量
- 作り方
- 保存方法
- 賞味期限
- アレルギー表記
- 発送方法
- 送料
- 日時指定
- のし、ギフト対応の有無
- 返品、交換対応について など
発送方法や送料などは別ページに記載があるものが多いと思いますが、商品ごとで対応が変わる場合は商品ページに記載することをオススメします。
上記内容以外にも懸念される内容があればQ&Aで対応方法を記載するなど、ユーザー目線に立って考えてみましょう。
購入前にあと一押し!単価をアップさせる方法
商品を登録して、商品の内容も充実させたからもう大丈夫!
実は…まだできることはあります!
商品は単品での登録だけでなく、セット売りやギフト商品、正月なら福袋など
複数商品を組み合わせての登録で商品数を増やすことが可能です。
①他の商品も一緒に購入してもらうには?「クロスセル」
通販サイトで
「この商品を買った人はこちらの商品も購入しています。」
「この商品とよく一緒に購入されている商品はコチラ」
という表示を見たことはありませんか?
これは関連商品を合わせて購入してもらい、売り上げアップに繋げるという販売方法です。(クロスセルと言います)
パスタを購入しようとしている人に対して、ソースも一緒にどうですか?と提案したところセットで購入してもらえた。
というようなものです。
どうせなら同じところで一緒に買ってしまった方が楽ですし、「このパスタに合うソース」「この料理に合うお酒」と言われると…「試してみようかな?」と思いませんか?
他商品もアピールすることで一緒に購入していただく仕組みを作りましょう!
■導入方法
・それぞれの商品ページに他のオススメ商品の内容を入れる(リンクをつける)
・商品のセット販売をする
・レコメンドシステムを使う
※使用しているシステムによってできることは限られるので、その範囲でできることを取り入れていきましょう!
②購入検討商品のグレードアップを狙う「アップセル」
購入を検討しているユーザーに対して
「この商品を見ている方はこちらの商品も見ています」
という表示を見たことがあるかと思います。
これはより魅力の高い商品(利益の高い商品)を紹介し、単価アップにつなげる仕組みです。(アップセルと言います)
ギフト商品において3,000円のものはパスタとソースだけだが、
5,000円のギフトではオリーブオイルとペンネがついてきて、さらにギフトラッピングも豪華!
折角プレゼントするならこちらの方がいいかも…
そう思って高い方を選択したことはありませんか?
ちょっと予算をオーバーしても満足度を取るのがユーザーの心理です。
■導入方法
・それぞれの商品ページに他のオススメ商品の内容を入れる(リンクをつける)
・レコメンドシステムを使う
※使用しているシステムによってできることは限られるので、
その範囲でできることを取り入れていきましょう!
商品数が少なくても、商品を増やす方法はあります。
単品販売だけでなく、+αもしっかり訴求していきましょう!
商品の登録方法は無限大?その他オススメの販売方法
ここでは売れているお店によく見られる販売方法を紹介いたします。
①入荷時期を見越して商品を登録しておく
SOLD OUTのまま商品が長い期間入荷されない…
このような状態のママにしておくと、このサイトは動いていないのでは?
とユーザーに思われてしまうかもしれません。
店舗運営が忙しくて定期的な更新が難しいかもしれませんが、できる限り情報はこまめに更新するように心掛けましょう。
そんな時に…
完売商品の場合、「先行販売」という形で商品を登録しておくのも1つの手です。
例)オーナーの手作り生パスタ【200g】1/15~入荷分(1/20より順次発送予定)日時指定不可
必ず入荷予定時期と発送時期などを記載しておくようにしましょう。
対応できる数に限りがある場合は販売個数設定も忘れずに!
すでにSOLD OUTになってしまっている商品とは別に○○入荷分という形で
商品をコピーして登録しておくと「商品が売れている」というのが明確にわかるので
購買意欲のアップにつながります。
人が並んでいるお店に並びたくなる…その心理です^^
②同じ商品の複数セットを登録する
同じ商品が一度に複数購入される場合もしばしばあります。
セット商品と考えると違う商品を組み合わせてギフトのようにすると思いがちですが、
同じ商品のまとめ買いという形で登録するパターンも多いです。
例)
・パスタ3種セット
・ソース10種セット
・スイーツ5種セット
※商品数が少ない場合はこちらの登録方法で商品を増やすのも〇
こちらをギフト商品として販売してもいいかもしれません。
複数出品する場合の注意点としては1つなのか2つなのか画像で明確にわかるようにした方が親切です。金額によって送料が無料になる場合は商品名に【送料無料】と記載しましょう。
例)オーナーの手作り生パスタ【200g】×10袋セット【送料無料】
③大きなイベント時に出せる商品を用意しておく
「正月福袋セット」「バレンタインギフト」「お歳暮」「クリスマスプレゼント」などなど…様々なシーンで通販を利用された方が多いと思います。このようなイベント時は売上アップのチャンスでもあります。
毎年同じ内容でも大丈夫ですので、ビックイベント時に出せる商品をあらかじめ用意しておくことをオススメします。
商品は全く同じでも「ラッピング対応可」にするだけで、1商品出来上がります!その際はラッピング画像をアップしましょう。
・正月
・バレンタイン
・お中元
・ハロウィン
・お歳暮
・クリスマス
など
一度登録しておけば、あとは商品の出し入れだけで済むので、イベント時にそのイベントに沿った商品が出ているだけでサイト内に活気が生まれますよ!
まずは商品ページから!できるところからコツコツと
いかがでしたでしょうか?
一通りご紹介しましたが、まずは商品ページから!できるところからコツコツと進めてみましょう。
少しでも通販サイト運営の参考になれば幸いです。
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