こんにちは。
飲食店の販促大学 by BuzzFood
スタッフの西堀です。
本日のテーマはインスタの料理加工テクニック
飲食店の集客になくてはならないSNS「インスタグラム」。美味しそうな写真をアップしてたくさんのお客さんに来店して欲しいですよね!そんな時に簡単に使えるのがインスタの写真加工機能。本日は料理写真を美味しく見せる簡単テクニックをご紹介します!
この記事はこんな飲食店さんにオススメ!
・インスタで美味しそうに見える投稿がしたい!
・写真は悪くないんだけどもっと美味しそうにしたい!
・加工機能をうまく使えていない!
では早速実践を交えてやっていきましょう!
本日使う写真はこちら!
「調整」で黄金バランスに
素敵な写真には「構図」が大切、この「調整」の加工機能は、写真を拡大したり、被写体の配置を移動させたりすることのできる機能です。
構図とは写真に対してどのような配置で被写体が配置されているか、余白とのバランスが美しい写真が「いい写真」とされています。
写真の構図には様々な構図がありますが、王道は「日の丸構図」と「3分割構図」。どちらかを意識していくとバランスの美しい写真になっていきます。
日の丸構図と3分割構図については以下の記事から
https://foodconnection.jp/kojilab/119/
それでは「調整」で写真を加工していきましょう。
左が調整前、右が調整後
少し左にズレていたウニの写真を調整してセンターに持ってくることで「日の丸構図」にしてみました。
被写体に主役感が出て目線が真ん中にいきやすくなりましたね。
「明るさ」で十分な光量を
美味しい写真には十分な光が必要です。
理想を言えば太陽の光が入り込むような明るい環境が理想的ですが、窓のないお店や夜のお店ではなかなか難しいですよね。
そんな時に使えるのが「明るさ」の加工機能です。
スマホのカメラにも「露出」という明るさ調整機能がありますのでカメラ側で調整しても大丈夫ですが、うっかり調整し忘れてしまったり、後から見たら思ったよりも暗く感じた時はこの機能を活用していきましょう。
では実際にやっていきましょう。
左が加工前、右が加工後
少し明るさを追加するだけでウニの鮮やかなオレンジ色が際立ちますね。
明るさは上げすぎると不自然になることもありますが、後述する「シャドウ」のために少しだけ明るめにしておくのがオススメです。
写真が明るすぎる時は、明るさを抑えていきましょう。
「暖かさ」で最適な色温度に
写真には色温度という要素があます。
色温度が高いとオレンジっぽい温かみのある色に、色温度が低いとブルーのような冷たい色に見えます。
間接照明のあるお店は色温度が高いオレンジ系、蛍光灯のお店は色温度が低いブルー系になってしまいますので、写真が青過ぎるとか、オレンジ過ぎると感じた時はこれを調整していきましょう。
左:加工前、中央:暖かさUP、右:暖かさDOWN
今回はそんなに色温度の調整は必要なさそうですが、実際に見比べてみると違いがわかりやすいですね。
人間は色温度が少し高い方が美味しそうに感じると言われていますので、不自然にならない程度に色温度を上げてみるといいかもしれませんね。
「シャドウ」と「ハイライト」で影を強調
美味しい写真に欠かせないのが「コントラスト」。
暗い部分と明るい部分の陰影の差がこのコントラストです。
コントラストが十分にある被写体は陰影がしっかりあるため、立体感とツヤ感が強調されて美味しそうな写真になります。
インスタには「コントラスト」という陰影調整機能がありますが、詳細に陰影を調整したい時には、「シャドウ」と後述する「ハイライト」を調整するのがオススメです。
では実際にやっていきましょう!
左:加工前、右:加工後
微妙な違いでわかりにくいですが、少しだけ影が強調されました。
写真によってはこれをやるだけでかなり雰囲気のある写真になったのではないでしょうか?
「明るさ」の時に少しだけ明るめにしておきましょうとお伝えしたのは、この「シャドウ」によって影が強くなるので、それを想定したものになります。
事前に「明るさ」で光量は十分に確保していますが、シャドウを強調したことで明るい部分の光がもう少し欲しいなと感じた時は「ハイライト」で明るい部分だけを強調してあげましょう。「明るさ」をあげてしまうと「シャドウ」を強調した部分も明るくなってしまうのでご注意ください。
「ティルトシフト」で立体感を強調
最後に触っておきたい加工が「ティルトシフト」です。
この加工機能は指定した箇所以外にボカシを加える加工です。
ボカシは被写体の鮮明さや立体感を与えることができるので、一眼レフで撮ったようなリアルさを表現することができます。
それではやっていきましょう!
左:加工前、右:加工後
手前や奥に入り込んだ人の手のボケ感が強調されて、よりウニの鮮明さや主役感を強調してくれていますよね。
ティルトシフトは丸型と直線とありますが、直線の方がよりリアルなボケ感が表現できます。
また、ボカすエリアの幅は調整できますので、被写体の大きさに合わせてベストなボカしを与えてください。
料理に寄った料理写真の場合は盛り付けられている料理の中でも主役になる食材にピントを当て、それ以外をボカすとPR写真のようなイメージ写真に仕上げることも可能です。
美味しい料理をもっと美味しそうに!
いかがでしたでしょうか?
本日は「料理写真の簡単加工テクニック」をご紹介しました!
使い慣れたインスタの機能を活用した簡単テクニックですので、投稿の際に少しだけ時間をかけて写真のクオリティを一気にあげていきたいですね。
素敵な料理写真でお店の魅力をどんどん発信していきましょう!
飲食店の販促大学では「美味しい料理写真のコツ」や「SNS活用方法」など、飲食店さんの販促に役立つ情報を配信しています。
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それではまた14:30に!