こんにちは。
チラシやポップなどの
飲食店のデザインテンプレート販売サイト「BuzzFood（バズフード）」
スタッフのNです。
お仕事柄、外食しにいった際に、写真をSNSにアップすることが多いのですが、お店によって写真が撮りやすいお店とそうでないお店があったりします。
写真を撮るための場所ではないので、特に気にしてはいないのですが、SNSでの拡散が重要な時代に、より拡散されやすい写真が撮影できるお店とは何だろうか？と考えてみました。
料理の写真を撮影する上で、光のコントロールが特に大切で、お店の照明によって料理が美味しそうに撮れたりします。
本日は写真が綺麗に撮れる店内照明についてお話したいと思います。
今日も頑張る飲食店様の役に立てれば幸いです。
料理が美味しく見える店内照明とは？
料理が美味しく見える店内照明には3つのポイントがあります。
お客さんの立場で料理を撮影してみて、以下をチェックしてみると、より拡散されるお店に一歩近づけるかもしれません。
①明るい店内
写真には充分な光量が欠かせません。最近のスマホには、暗い場所で自動で露出（採光）を上げてくれる機能が付いていますが、厳密にいえば、「無理やり明るくしている」ということになりますので、暗い場所での撮影は光が不自然になったり、ノイズがのってしまうことがあります。そのため、料理の写真を撮影することを想定した店内作りという観点では、写真にノイズがのらず、目で見えている色味が写真で再現できる店内光量を確保するのがおすすめです。
※バーなど薄暗い雰囲気のお店の場合は、料理が置かれる場所だけ間接照明を置くなどしても良いかもしれません。
あまり店内が明るすぎると、落ち着かなかったり、写真が白飛びしてしまうので、やりすぎにはご注意を。
②程よい暖色の照明
光には色温度というものがあり、青白い光とオレンジの光があります。料理や食材と相性の良い光としては色温度の高いオレンジ系の光になりますので、店内照明の色温度も一度チェックしてみてください。
色温度にも3500K（ケルビン）や6500Kなどの幅がありますので、どの程度赤みのある光にするのかは、お店の環境に合わせて選んでみてください。
絶対におすすめしないのは、オフィスなどで使われる青白い光です。どんなに料理が素晴らしくても、食欲のわかない色味の写真になってしまいますので、ご注意ください。
③斜めからの間接照明
料理写真の光には「向き」と「固さ」も重要な要素になってきます。
向き：被写体に対して光がどちらの角度から指しているのか
固さ：一つの光の強さになります。（簡単にいうと）
卓上に照明が一発あるだけのお店で写真を撮影した時に、光が強すぎて平面的だったり、白飛びした写真になってしまったことはありませんか？
光が強すぎると白飛びしたり、スマホの自動露出補正（明るさのコントロール機能）ですとコントラストが強すぎて、極端な影ができてしまったりします。
また、真上からの光ですと、俯瞰（真上）で撮影した時に手やカメラの影ができたり、立体感のない写真になりがちです。
そのようなこともあり、できれば料理の撮影では、斜めからの間接照明を上手く使えるお店は綺麗に撮れる場合が多いです。光を斜めから（できたら左右どちらかの奥から）当てることで立体感を出し、複数の間接照明で全体的に光が当たるとシズル感のある写真が撮りやすくなります。せっかく美味しい料理を食べた人にシェアしてもらったのに、店内照明のせいで写真が美味しそうに見えないのは勿体無いですよね！話題になるお店になるために、お客さん目線に立った店内照明のチェックを一度してみてもいいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか？
お店の照明は簡単には変えられないかと思いますが、
新店舗の立ち上げや改装の際に、上記の点も意識しながら施工会社さんと相談してみてください。
素敵な料理をたくさんの人に届けられるようなお手伝いができれば幸いです。
チラシのデザインテンプレートならこちら！
飲食店のWEBプロモーションならこちら！
